復活するオスマン帝国 - 世界情勢

復活するオスマン帝国

2011年のリビア内戦により、最高権力者として40年以上政権の座にあった
ムアンマル・アル=カダフィ大佐が殺害されると
リビア国内は2つの勢力に支配され、内戦は現在までも継続している。

昨年12月12日にリビア東部を勢力下に置く内戦の当事者ハリファ・ハフタル陸軍元帥は
国連が正統性を認める国民合意政府(GNA)のファイズ・サラージ首相が統治する首都に対し、
最終決着の攻撃開始を宣言した。

この攻撃開始宣言を受けて、サラージ首相側はトルコに陸、海、空の軍事支援を要請した。
トルコのエルドアン大統領はロシアのプーチン大統領と会談し、
紛争が続くリビア情勢について協議を行い、紛争解決に向け停戦交渉を開始するよう要求した。

今月19日にベルリンで行われた和平国際会議では、
世界の首脳らは同国の内戦への「干渉を控える」と表明し、
リビアへの武器輸出や派兵、財政援助を通した内戦への干渉をやめる計画に署名した。

読者は2012年リビア・ベンガジ事件(米領事館襲撃事件)を覚えているだろうか?
武器を輸出したりして他国の内戦に干渉するから、いつまでたっても紛争は解決しない。
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リビアの国旗は新月に星だが、
新月に星はオスマン帝国/トルコの国旗でもある。

オスマン帝国は15世紀に東ローマ帝国を滅ぼし、
首都であったコンスタンティノープル(後のイスタンブール)を征服し、
17世紀には中東からアフリカ・欧州にまで領土を拡大し、
地中海世界の過半を覆い尽くすオスマン帝国へと発展させたが、
第一次世界大戦で敗れると、オスマン帝国は解体させられた。
トルコ共和国を建国したのが1924年だからトルコとしての建国は長くない。

またオスマン帝国は多民族帝国であったが、
民族だけにとどまらず、多種の宗教や言語が許容されていた。
なんだったら西洋文化も積極的に取り入れた。

つまりオスマン帝国は多様性を受け入れた包容力のある帝国だ。
この帝国に中東、北アフリカを任せてみるのも策だと思う。
欧米英よりもトルコに任せた方が断然現実的な解決に向かうだろう。

今回の平和会議を主催したメルケル氏は、「リビアの情勢は極めて多様」と言ったが、
この多様性を包容していくのがこれからのトルコの役目であると思う。

同会議では、ハフタル氏とサラージ氏による「恒久的な停戦」の署名は実現しなかったが、
これからトルコが筆頭してくれば、中東・北アフリカで覇権を握るだろう。

オスマン帝国の復活である。

エルドアン大統領


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