中東に燃え上がる反米感情、対米自立へ向けて準備 - 世界情勢

中東に燃え上がる反米感情、対米自立へ向けて準備

新年早々、中東が炎上している。

先月、イラク北部にある軍基地にロケット弾が撃ち込まれ、米軍関係者に死傷者が出たため、
米軍は報復措置としてイラク国内にあるイランが支援するイスラム教シーア派の
武装組織の拠点を空爆しました。

空爆に対して、武装組織の支持者らがバグダッドにあるアメリカ大使館の前で抗議デモを行い、
デモがだんだん過激化していきました。

アメリカ政府は沈痛化のため、海兵隊の特別部隊を派遣し
メディアはリビア・ベンガジ事件とは全く異なる対処であると
オバマ前政権下の(2012年)リビア東部のベンガジでアメリカ領事館が
襲撃された事件を引き合いに出し、米国民の支持を得ました。

トランプ大統領は「イランが仕組んだものだ」と非難してましたが、
たぶん、イラン、イラク、米国の共同で仕組んだものであると思います。

リビア・ベンガジ事件とは?

これはマイケル・ベイ監督が映画にもしました。
しかも映画のリリースは2016年大統領選挙の前。



リビア・ベンガジ・アメリカ在外公館襲撃事件とは
2012年9月11日にリビア・ベンガジで起こった事件です。

オバマ政権下、当時の国務長官はヒラリー・クリントン氏。

殺害されたのは4名。

クリストファー・スティーブンス大使
ショーン・スミス外交官
元 Navy SEALs 2名

そもそもリビアには、アメリカ大使館または領事館なんてものは無いのに
そんな場所に大使を送る行為が、すでに大使の死刑を宣告していたのです。

一応表向きには、

「イスラム教の預言者ムハンマドを冒涜する映画がイスラム教徒の怒りを買い、
その映画に対するイスラム教徒の抗議行動が発端となって発生した事件」

と、片付けられていますが、
殺害のターゲットは初めから「クリストファー・スティーブンス大使」であり、
その為にわざわざ、リビアに派出所を設け、そこに滞在させたのです。
(その派出所のセキュリティーは、幼稚園並みだったと言います)

スティーブンス大使は、リビア現地でトルコ高官と接触しましたが
武器取引の交渉を拒否したと裏で言われています。

保安職員達(元 Navy SEALs=CIA)のインタビューでは、まだ証明できていない謎も多く
正体不明のリビア人過激派グループが使用していた銃は米国製であったり、
母国、ペンタゴンからの支援もなく、大使救出に対し、現地上司は待機を命令、
また、クリントン国務長官はアメリカ時間で早朝3時にかかってきたSOSの電話を無視。
その後の彼女の開き直った態度に米国民も怒り爆発。

そしてここから彼女が証拠隠滅のために削除した3万3千通のメールへと発展していきます。
ちなみにクリントン氏は、念には念を、携帯など13機種ハンマーでたたき壊したそうです。
日本のどっかのハードドライブがネットで売らた事件とは大違いですね。(爆笑)

因みに、このメール削除行為は法律に引っかかり、
本来ならば罰金、又は禁固三年以下の罪に問われます。

つまり彼女にはもともと「大統領になる資格」は無かったのです。

さて話がそれましたが、こうして記事を書いているときにも
すでにアメリカ軍による空爆第二弾が始まっています。

第一弾ではイラン革命防衛隊の特殊部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官と
イラクのイスラム教シーア派組織の司令官数人も米軍の空爆によって殺害されました。

これによって、アメリカの傀儡国家になったイラクの首相でさえもアメリカを非難。
もちろんイラン最高指導者ハメネイ師は米国への報復を約束。
親米イスラエルのネタニヤフ首相は外遊を取りやめ、イスラエル軍は警戒レベルを引き上げ、
サウジアラビアや湾岸の親米アラブ諸国にも緊張が高まっている。

アメリカはイランと戦争をするのだろうか?

答えは「NO」であると思う。

トランプ大統領はツイッターで
「イランは戦争に勝ったことはないが、外交では負けたことがない」と書き込んだ。

2020年現在、どこの国が本気でアメリカと正面きって戦争をしたいと思うだろうか?

つまり、これから中東は戦争ではなく、外交で混乱を解決していこうと努力するだろう。
これが中東とトランプ大統領が望むところで、米軍産が望まないところである。

アメリカの覇権を手放したくない勢力はこれからもトランプ大統領の邪魔をするだろう。
しかし、時代はすでに変わりつつある。
こうしてアメリカが手放す中東における覇権をこれからロシアが静かに穴埋めしていく。
これが中東の新秩序である。

また今まで虎の威(アメリカ)を借りていた狐(イスラエル)も
アメリカが中東での影響力を低めたら何もできなくなる。
おとなしくオスロ合意にまで時間を巻き戻さないとだ。

令和は各地域、国が切磋琢磨しながら発展させていく共栄の時代。
一国覇権時代は終わりを告げる。


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1 Comments

 AI

AI

また英国がEUを離脱してくれないとアメリカもロシアに中東の覇権を任せるなんてことはできないので、今回英国がEU離脱することが決定したからようやく英に邪魔されることなく中東への新秩序の準備が始まった可能性もある。ロシアだけに任せると大変なので、ここでオスマン帝国が復活してくる。これからトルコが存在感を出してくるだろう。