弾劾かクーデターか?

寒いです。冬なので仕方ないのですが、毎日寒いです。

米民主党はトランプ政権始まって以来(その前から始まってましたが)ロシアゲートでトランプ大統領を引きずり降ろそうとしても証拠不十分どころか、かえって民主党やトランプ政権誕生を阻止した勢力の悪事が浮上するため、ロシアゲートから今回のウクライナ疑惑へとトランプ大統領への攻撃をシフトさせ、今月18日、民主党優勢の下院によってトランプ米大統領の弾劾訴追決議案を賛成多数で可決しました。

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葬式を意識して黒いドレスか?ナンシー・ペロシ氏はアル中という噂もある。

これでトランプ大統領は弾劾訴追された米史上3人目の大統領となりました。一人目はアンドルー・ジョンソン大統領(1868)、二人目はビル・クリントン大統領(1998)ですが、二人とも上院での弾劾裁判では無罪になっています。

また、ニクソン大統領がウォーターゲート事件で弾劾訴追審議にかけられた際は(1974)弾劾・解任される可能性が高まっていたため、下院本会議の採決を待たずに辞任しました。

では、この後トランプ大統領はどうなるのかと言ったら、下院によって可決された決議は上院に送付され、弾劾裁判が始まります。
弾劾訴追権は下院が、弾劾裁判権は上院がそれぞれ持っているからです。

現在下院は民主党多数ですが、上院は共和党多数の割合になっています。また、いつもバラバラな共和党も今回は団結しています。ですから「有罪」に必要な3分の2の賛成票の確保は困難との見方が強いです。

下院の弾劾の決議は上院に送付され舞台は共和党多数派の上院に移り、年明けにも有罪か無罪かを判断する弾劾裁判が開かれる予定です。

ところが弾劾訴追可決の翌日、ナンシーペロシ下院議長は弾劾について話したがらず、いまだに上院へ決議を送付していません。

上院としては下院が無視した裁判手続き、正当性、などを指摘し、作戦を練るためにもさっさと決議を提出しろと思ってるのですが、
(ヒラリー・クリントンが人を殺すよりも早く、裁判が死ぬだろうとジョークも言われるほど)ペロシ下院議長は上院へ決議を送付することを渋っています。

ウクライナ疑惑は2つの条項しかない。(クリントン氏の時は4条項、ジャクソン氏の時は20条項ぐらいあった)しかもこの2つの条項も民主党による苦し紛れのでっち上げによるものである。一つは「議会妨害」で、下院委による弾劾訴追調査への協力を拒否し、
政府高官の証言や政府機関の資料提供などを妨げたから。

民主党優勢の調査になぜわざわざトランプ政権の人間が証言するのか?はっきり言って不利になるだけである。

マイク・ポンペオ国務長官はメディアから「証言」するのか?と聞かれたとき、「正しいタイミングの時に、素晴らしいものが実現する」
と、ほほ笑んで意味ありげに返答した。

もう一つは大統領の「権力乱用」であり、ウクライナ政府に対し、軍事支援金を一時期ストップさせたとして職権の乱用を問われている。

ここで、ジョー・バイデン元副大統領の息子が絡んでくるのだが、この弾劾が長引けば、2020年の大統領選に出馬しているジョー・バイデン氏にも影響が出てくる。民主党は自分たちの首も絞めている。

しかし、米国がウクライナの軍事支援金をストップしたのは2週間であり、その2週間中、ウクライナの大統領は軍事支援金がストップされていたことも知らなかった。またキャンセルされた首脳会談は国連で再スケジュールを組んで行われた。

ウクライナは二週間遅れでもしっかりと金を受け取っている。米国民は自分の税金が何に使われているかしっかりと認識するべきだ。そうすればトランプ大統領が、その軍事支援金にちょっと待ったをかけても国益を考えれば国民も納得できる。

国民からの大事な税金だ。外国の汚職に使われては困る。ましてやその金で米国の選挙干渉されればなおさらだ。第一、米国からの軍事支援金でウクライナは武器などを米国から購入するのだ。「軍事支援」はマネーロンダリングの場として使われていると考えるべきだ。

今回の弾劾は、どちらかというと民主党によるクーデターであるが、もちろんトランプ大統領の敵は民主党だけでなく、一国覇権を望む軍産なども含んでいることであろう。そして皮肉にもこの弾劾のおかげで2020年大統領選のトランプ氏再選も一層濃くなったような気がする。
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