ブレトン・ウッズ体制に代わる「一帯一路」計画 - 経済/金融

ブレトン・ウッズ体制に代わる「一帯一路」計画

先月、11月21日に北京で「2019年ニューエコノミーフォーラム」が開催された。

なんとヘンリー・キッシンジャー元国務長官が登壇した。
御年96歳、つえを突きながらだが、キッシンジャー氏は現在の米中関係をフォーラムで語った。

「米中関係はこのまま終わりなき対抗を続ければ、カタストロフィーと化し、
過去の世界大戦よりも最悪な結果をもたらす。
世界経済の未来は両国のリーダーにかかっている。
一方が他方を支配できると考えることは、もはや不可能だ。」

“It’s no longer possible to think that one side can dominate the other,”

賢者のビジョンは衰えていない。
つまり米国は世界の覇権を維持できなくなったのである。

第二次世界大戦後、世界経済は
「アメリカを盟主とした資本主義・自由主義陣営」と
「ソ連を盟主とする共産主義・社会主義陣営」という対立構造を保っていた。

ところが、1989年のベルリンの壁崩壊とともに米ソ両極体制が終結し、
アメリカ一国覇権になってしまった。

今考えると、あの頃も昭和天皇の崩御に伴い
皇太子明仁親王が第125代天皇に即位し、「平成」が始まったばっかりだった。
きっと「令和」のように平成元年も激動の時代の幕開けと思ったはずだ。

キッシンジャー氏はニクソン大統領時代の国務長官であり、
同時に国家安全保障問題担当補佐官も務めた。

1971年のニクソン・ショックとは金と米ドルの兌換を停止し、
戦後のブレトン・ウッズ体制を終了させ、変動為替相場制に移行した以外にも、
ニクソン大統領の電撃訪中も含み、世界を震撼させた。
この米中首脳会談を実現させるためキッシンジャー氏は北京を極秘訪問した。
キッシンジャーはロックフェラー傘下の人材だ。
ここでキッシンジャーは冷戦終結への風穴をあけた。

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キッシンジャー氏と周恩来氏(1971年)

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キッシンジャー氏と習近平氏(2019年)

さて、アメリカが世界の覇権をやめようとしているのは皆さんもお気づきかと思います。
現に、ドルが延命を受けて保っているだけで、いずれ崩壊するのも承知かと思います。

そこで、これからドル基軸通貨の代わりになるのが、IMFのSDRではないかと思います。
人民元は2016年にIMFのSDRに加入しています。(中国内で電子マネーも導入中)
日本の方々は中国の電子マネーや人民元を馬鹿にしてますが、
この戦後体制であったブレトンウッズ体制というドルを基軸通貨とする固定相場制を
中国主導の「一帯一路」体制へとシフトするのだと思います。

ブレトンウッズ体制は国際金融体制そのものですが、
一帯一路はインフラ整備、貿易促進のことです。
しかし、そういった巨大なインフラ整備、貿易には資金が往来します。
ですから、一帯一路はこれからの新ブレトンウッズ体制ということになります。

これが、習近平国家主席の国賓来日、天皇と懇談する目的かと思います。
つまり、世界がドルというブレントウッズ体制から一帯一路へとシフト。
さらに言えば、政体の金の管理権が米国管理から中国管理へと移動。
令和の日本にアメリカが先に来て、中国が後というのは、管理をバトンタッチするからでしょう。

私はアメリカと貿易戦争できる中国を見直しました。
中国は大人の国であると思います。
今更日本国民に中国を好きになれというのは難しいと思いますが、、、
中国がこれからユーラシアの実体経済を主導していくかと思います。

日本国内の習近平国家主席の国賓来日を反対する勢力、メディアは
金融資本側か、軍産か、またはメディアに踊らされてる人たちでしょう。

そのために、安倍首相は憲法改正を今の今まで引き延ばしているのだと思います。
習近平国賓来日を中国嫌いの日本人に理解させ、正当化させるために。

私の母でさえも、
「習近平が国賓として来日するのはきっと安倍さんが憲法改正をするためよ」
と、言ってました。

ちなみに、米中貿易戦争は中国共産党を潰す目的で
習近平とトランプがタッグを組んでやっているのだと思います。
人民元がSDRに加入してますから、香港の役目もすでに必要ないでしょう。
中国共産党幹部というのは親米なんですから
米国から経済制裁を受ければいいんではないでしょうか?
米国債を握ってるのも彼ら上層部がほとんどでしょう。

トランプが中国共産党潰しに協力し、
習近平がドルの延命を助けている。
これが米中貿易摩擦の裏舞台かと思います。
もちろん株価も政治先物でアップダウンして儲けてる人たちもいることでしょう。


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1 Comments

政治マニアっ子 (AI)

AI

キッシンジャーは生きた証人

71年のニクソンショックの電撃訪中の時にすでにドルの次に変わる一帯一路の未来計画が話し合われたのかもしれません。約半世紀前です。そうであったらすごい壮大なスパンでの計画です。
ならばキッシンジャーは生きた証人。自身の目で見届けたいはずです。