アメリカの祭り・感謝祭 Thanksgiving Day
アメリカでは毎年11月の第四木曜日は感謝祭、Thanksgiving Dayです。クリスマスより感謝祭の方が好きというアメリカ人は多いです。(今年は11月28日が感謝祭です)ということで、今回は時事ニュースから少し離れて感謝祭をご紹介したいと思います。
アメリカ国内のニュースは民主党(プラスもろもろ)によるトランプ大統領を引きずり降ろすための聖戦?(Impeachment Crusade)が繰り広げられている一色ですから国内ニュースはつまらないです。
Impeachment=身分保障された官職にある者を、義務違反や非行などの事由で、議会の訴追によって罷免し、処罰する手続き
国民によって公平に選出された大統領を証言者たちによる「憶測」のみで罷免さえようとしている民主党はすでに終わっているかもしれません。弾劾調査が始まってすでに数日、この外交官たちの証言は憶測であって、実際にトランプ大統領と会ったことがない人たちがほとんどです。
感謝祭の話に戻ります。
感謝祭のために家族たちが遠くから集まるのですが、この七面鳥を調理するのにとても時間がかかります。また、冷凍を買うか、生を買うか、どこのブランドの七面鳥を買うか、どのくらいの大きさを買うのか?チェックしてみたいと思います。
冷凍vs生
冷凍の七面鳥は冷蔵庫の中の場所を取ります。
さらにかなり事前から解凍に時間を用意しないとダメです。
唯一の利点は定価が安いと言う事です。
味は生の方が良いです。
ちなみに生の方も最低一日前からマリネしたりと用意しないといけません。
ブランド
色々あります。
ネームバリューのあるブランドから無名のスーパー独自のブランドまで、さまざま。
Butterballが有名で私は味もGoodだと思います。
ユダヤ人でなくても凝ってKosher Turkeyを買う人もいます。
余談ですが、Kosherって何?という疑問が出てくるかもしれません。
「あ、それはユダヤ人の食べ物だよ」と知ってる人も多いかと思います。
確かに普通の塩よりKosher塩の方が美味しいとか、普通の鶏肉よりKosherの鶏肉の方が美味しいとか、普通のオレンジジュースさえもPassoverの時期はKosherオレンジジュースに変身するとか。そんなKosher食品ですが、ユダヤ人に接点の無いアメリカ人に聞いたら、「ラビが食品に祈りを捧げたらKosher食品になるんじゃないの?」と言ってました。(爆笑)
ということでイスラエル人に聞いてみたら、「動物の殺し方が違う」と言ってました。どうやら特別な器具や機械により屠殺を行うそうです。その屠殺の際も、動物を怖がらせたり、無駄な時間をかけたりせず、動物の筋肉を硬直させることのないようにするそうです。
Kosher食品を知りたい方はこちらをクリック
どのぐらいの大きさを買うか?
小さめの12ポンドの七面鳥なら8人前、大きめの18ポンドで12人前、と言われています。皆さん結構大きめのを買って、残りは次の日、サンドイッチにして食べます。また、大きければローストに時間もかかります。また、七面鳥ってさっぱり味なので、ハムを焼いたり、リブを焼いたりしてターキー以外も用意します。
ローストvsフライ
これは、フライにしたら、ローストはもう作らなくなります。最近フライが流行ってます。何故か?それは、ローストは一日中オーブンで焼いいてるのに対し、フライなら40分ぐらいで調理できるのです。フライの場合は屋外フライ用の器具を用意します。(普通に取り扱いに注意すれば安全です)ピーナッツ油を使って調理するので、アレルギーのある方はダメですね。あとは、ちょっと見栄えが悪くなりますが、味が断然良いのです。次の日のサンドイッチにしても好評です。その代わり、詰め物は出来ませんので、別に作る必要があります。
あとは、サイドでお決まりのマッシュポテト、コーン、コーンブレッド又はビスケット(アメリカではビスケットと呼びますが、パンです)ビーン、パンプキンパイなど。
もしイタリア系の家庭なら絶対にパスタ系が乱入し、キューバ系であれば、デザートはパンプキンパイの代わりにお祖母ちゃんのプリンになります。
七面鳥を調理する際、気をつけてほしいのは、調理する前に鳥の体内に首の部分と肝が別々にビニール袋に入っているので取り出してください。私は知らずにビニール袋を入れたままローストした人を知ってます(笑)。
さて感謝祭の朝はホワイトハウスでは恒例の「Turkey Pardon」という行事があります。これは大統領が2羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦する行事です。その後は、テレビで流れるニューヨークのメイシーズ主催のパレードが有名です。

また、感謝祭から1か月後のクリスマスに向けて消費が大きく動くため、各小売店では感謝祭をクリスマス・セールの前哨戦と位置づけし、感謝祭の当日木曜日、または翌日の金曜日から特別セールを行います。これを「ブラック・フライデー」と呼びます。この時期の売り上げが小売店の年間通算収支を黒字に転換する境だそうです。
最近では、行き過ぎの為、せめて当日の木曜日は店を閉めて、家族を大切にというポリシーを掲げた店も多いです。
さらに、週明けの月曜日にインターネット通販で買い物をする人が多いことから感謝祭休み明けの月曜日を「サイバー・マンデー」と呼びます。
とにかくお祭り騒ぎです。可愛い映像をシェアします。実際は喧嘩になったりと凄まじく、ニュースで流れます。
最近ではアメリカの小学校では入植者とインディアン先住民の歴史問題が意識されつつあり、ヨーロッパ白人の大航海時代と先住民の虐殺と宗教の強制、黒人奴隷の歴史など学校で隠さず学んでいます。
アメリカ国内のニュースは民主党(プラスもろもろ)によるトランプ大統領を引きずり降ろすための聖戦?(Impeachment Crusade)が繰り広げられている一色ですから国内ニュースはつまらないです。
Impeachment=身分保障された官職にある者を、義務違反や非行などの事由で、議会の訴追によって罷免し、処罰する手続き
国民によって公平に選出された大統領を証言者たちによる「憶測」のみで罷免さえようとしている民主党はすでに終わっているかもしれません。弾劾調査が始まってすでに数日、この外交官たちの証言は憶測であって、実際にトランプ大統領と会ったことがない人たちがほとんどです。
感謝祭の話に戻ります。
感謝祭のために家族たちが遠くから集まるのですが、この七面鳥を調理するのにとても時間がかかります。また、冷凍を買うか、生を買うか、どこのブランドの七面鳥を買うか、どのくらいの大きさを買うのか?チェックしてみたいと思います。
冷凍vs生
冷凍の七面鳥は冷蔵庫の中の場所を取ります。
さらにかなり事前から解凍に時間を用意しないとダメです。
唯一の利点は定価が安いと言う事です。
味は生の方が良いです。
ちなみに生の方も最低一日前からマリネしたりと用意しないといけません。
ブランド
色々あります。
ネームバリューのあるブランドから無名のスーパー独自のブランドまで、さまざま。
Butterballが有名で私は味もGoodだと思います。
ユダヤ人でなくても凝ってKosher Turkeyを買う人もいます。
余談ですが、Kosherって何?という疑問が出てくるかもしれません。
「あ、それはユダヤ人の食べ物だよ」と知ってる人も多いかと思います。
確かに普通の塩よりKosher塩の方が美味しいとか、普通の鶏肉よりKosherの鶏肉の方が美味しいとか、普通のオレンジジュースさえもPassoverの時期はKosherオレンジジュースに変身するとか。そんなKosher食品ですが、ユダヤ人に接点の無いアメリカ人に聞いたら、「ラビが食品に祈りを捧げたらKosher食品になるんじゃないの?」と言ってました。(爆笑)
ということでイスラエル人に聞いてみたら、「動物の殺し方が違う」と言ってました。どうやら特別な器具や機械により屠殺を行うそうです。その屠殺の際も、動物を怖がらせたり、無駄な時間をかけたりせず、動物の筋肉を硬直させることのないようにするそうです。
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どのぐらいの大きさを買うか?
小さめの12ポンドの七面鳥なら8人前、大きめの18ポンドで12人前、と言われています。皆さん結構大きめのを買って、残りは次の日、サンドイッチにして食べます。また、大きければローストに時間もかかります。また、七面鳥ってさっぱり味なので、ハムを焼いたり、リブを焼いたりしてターキー以外も用意します。
ローストvsフライ
これは、フライにしたら、ローストはもう作らなくなります。最近フライが流行ってます。何故か?それは、ローストは一日中オーブンで焼いいてるのに対し、フライなら40分ぐらいで調理できるのです。フライの場合は屋外フライ用の器具を用意します。(普通に取り扱いに注意すれば安全です)ピーナッツ油を使って調理するので、アレルギーのある方はダメですね。あとは、ちょっと見栄えが悪くなりますが、味が断然良いのです。次の日のサンドイッチにしても好評です。その代わり、詰め物は出来ませんので、別に作る必要があります。
あとは、サイドでお決まりのマッシュポテト、コーン、コーンブレッド又はビスケット(アメリカではビスケットと呼びますが、パンです)ビーン、パンプキンパイなど。
もしイタリア系の家庭なら絶対にパスタ系が乱入し、キューバ系であれば、デザートはパンプキンパイの代わりにお祖母ちゃんのプリンになります。
七面鳥を調理する際、気をつけてほしいのは、調理する前に鳥の体内に首の部分と肝が別々にビニール袋に入っているので取り出してください。私は知らずにビニール袋を入れたままローストした人を知ってます(笑)。
さて感謝祭の朝はホワイトハウスでは恒例の「Turkey Pardon」という行事があります。これは大統領が2羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦する行事です。その後は、テレビで流れるニューヨークのメイシーズ主催のパレードが有名です。

また、感謝祭から1か月後のクリスマスに向けて消費が大きく動くため、各小売店では感謝祭をクリスマス・セールの前哨戦と位置づけし、感謝祭の当日木曜日、または翌日の金曜日から特別セールを行います。これを「ブラック・フライデー」と呼びます。この時期の売り上げが小売店の年間通算収支を黒字に転換する境だそうです。
最近では、行き過ぎの為、せめて当日の木曜日は店を閉めて、家族を大切にというポリシーを掲げた店も多いです。
さらに、週明けの月曜日にインターネット通販で買い物をする人が多いことから感謝祭休み明けの月曜日を「サイバー・マンデー」と呼びます。
とにかくお祭り騒ぎです。可愛い映像をシェアします。実際は喧嘩になったりと凄まじく、ニュースで流れます。
最近ではアメリカの小学校では入植者とインディアン先住民の歴史問題が意識されつつあり、ヨーロッパ白人の大航海時代と先住民の虐殺と宗教の強制、黒人奴隷の歴史など学校で隠さず学んでいます。
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