ジョージ・オーウェルの「1984年」の世界

昨日のYouTubeの新しいポリシー発表にたくさんの人々が騒然としたことだろう。あまりの露骨さに私も驚いた。確かにここのところソーシャルメディアで一方的なセンサーシップの悪用が行われているのは目に余るものがあったが、今回はいよいよYoutubeが動画削除に乗り出した。YouTubeは11月9日以降にアップロードされた「不正選挙」や「トランプが勝利した」などといった動画はどんどん削除する方針のようだ。そしてこのままいけばYoutubeは1月20日以降、そのような動画を流すチャンネルを削除する可能性すらある。なぜなら中共は工作員を使ってYoutube内を監視し、該当するチャンネルは不正行為といった報告をしたりして削除に追い込んでいく可能性が高いからだ。

動画削除にとどまらず、1月20日以降にチャンネルを削除される可能性があると聞いてみなさんは驚くかもしれない。1月20日の正午に始まる大統領就任式で新しい大統領が就任したらもう関係ないではないか?と思われるかもしれない。しかし中共はすでに11月8日を境にトランプ勝利の色が濃くなったことを感じているのだろう。つまりトランプ大統領が再選することになると真っ先に取り掛かる問題が台湾やウィグル、チベットといった問題であり、彼らを悩ませることになる。なぜEPOCH TIMES(大紀元)のような独立メディアが今回ものすごく活躍しているのか?今回の選挙でFoxNewsでさえも新しいCNNと比喩され、トランプ支持者たちは保守系メディアを失った。だからOANやNewsmaxといった親興保守独立メディアが台頭してきた。しかし忠実にシドニー・パウエル弁護士やリン・ウッド弁護士の状況や不正選挙内容を積極的に取り上げたEPOCH TIMESはアメリカ人保守層の心を掴んだ。それらのことが今回のYoutubeの統制へと繋がっているのだろう。

今回のYouTube側の露骨な統制は人々の「思想統制」である。言語を統制することによって思想を統制する。しかし資本主義の良いところは何か新しい別の道を作りだすことだ。すでにOANやNewsmaxといった新しい独立メディアがFoxNewsの代わりに活躍し、フェイスブックの代行としてGapといったサイト、ツイッターの代行としてParlerなども台頭してきている。そしてYouTubeに代わるのがRumbleというサイトだ。こうした新しいメディアは現在は言語が英語だけだろうが、操作はそんなに難しくないし、英語がわからなくても割と簡単にチャレンジできると思う。将来的には他の言語でのサービスも足されるだろう。

またYoutubeがそのような状態ならば、Google検索も統制される可能性が高い。すでに私の個人ブログでさえもGoogleからのトラフィックがかなり下がった。もう少し様子を見ないとわからないが、もしGoogleもそのような露骨な統制を選択するのであれば、私もブログを書くのではなく、Rumbleで音声動画でも制作した方がいいのかもしれない。
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