国務省のコントロール下であったリビア・ベンガジ - 世界情勢

国務省のコントロール下であったリビア・ベンガジ

※この記事は前回からの続きになります。前の記事を読んでいない方はこちらをクリック
① 【鷹匠が語るウサマ・ビンラディンと鷹狩キャンプ】
② 【鷹匠が語るウサマ・ビンラディン殺害の真相】
③ 【2011年リビア内戦のどさくさに武器を密売するヒラリークリントン】
④ 【血で代償を払ったジョー・バイデン】


チャールズ・ウッズ氏は2012年9月11日リビア・ベンガジで起きた米領事館襲撃事件で死亡した米海軍特殊部隊SEALS(SEAL team 6)の元隊員タイロン・ウッズ氏の父親だ。チャールズはオバマ大統領に手紙を書いた。もしあなたの家族のメンバーの誰かがあの時ベンガジにいたら違う行動を起こしていたでしょうか?というものだ。ベンガジ事件は不可解なことが多すぎだったからだ。なぜ米軍が救助にいかなかったのか?これが一番のネックだったことだろう。ドローンには本当のところヘルファイア・ミサイルが装備されているからドローンを飛ばすだけでも全然状況が違ったはずだし、クリストファー・スティーブンス大使も死ななくてすんだことだろう。だから彼はオバマ大統領に手紙を書いた。オバマ大統領の返答は4つに要約することができた。

① 米軍は間に合わなかった
② 米軍は距離的に近くにいなかった
③ 国家安全保障会議に可能な限りのことをするように指示した
④ 自分の家族のメンバーが同じ状況下でも同じ決断を下しただろう

場所がリビアであればUSAFRICOM(アメリカアフリカ軍)の管轄だろうが、非常事態であればUSCENTCOM(アメリカ中央軍)も動くはずだ。USCENTCOMはフロリダ州タンパ市のマクディル空軍基地、USAFRICOMはドイツのラムシュタイン空軍基地だ。(アメリカ欧州軍・USEUCOMもここ)ラムシュタイン空軍基地はフランス陸軍とアメリカ陸軍工兵隊によって設計されたヨーロッパ最大のアメリカ空軍基地だ。

彼らのミッションのうちの一つにレスキュー部隊がある。いざという時のための緊急救助活動が行えるよう24時間体制で準備が整っている。ベンガジで起きた米領事館襲撃事件は映画にもなったが13時間続いた。13時間もあったら民間飛行機でニューヨークから成田空港に着ける時間だ。「①米軍は間に合わなかった」なんて嘘だ。しかも上層部は事件が起きることを知っていたから、ベンガジで米領事館が襲撃されているとき、タンパのマクディル空軍基地では兵士は軍事訓練中であり、勃発から8時間後、ようやく訓練を終わらせたが救助にはいかなかった。しかも「何もするな」という指令がなんと国務省から出ていたそうだ。統帥権のある大統領ではなくて、国務省、ヒラリークリントンがベンガジに関しては統帥権を持っていたとは驚きだ!ちなみにその時のUSCENTCOM司令官はジェームズ・マティス海兵隊大将だ。

またベンガジでの米領事館襲撃事件の時、ドイツに所在する米空軍司令部で航空作戦部にいたニック・ノゥ氏が当時を回想すれば、「①間に合わなかった」というのは嘘である。もちろんラムシュタイン空軍基地でもいざという時のための緊急救助活動が行えるよう24時間体制で準備が整っている。あの時、USAFRICOMからノゥ氏のもとにベンガジに関して大量の情報が入ってきていていたが、やはり待機命令が上から出ていたそうだ。しかもだ、あの時、NATO軍からアメリカ軍に救助したいという要請があったがUSAFRICOMは断ったのだ。またドローンにヘルファイア・ミサイルが装備されてようが、されてなかろうが、緊迫した状況下でドローンを上空に飛ばすだけでもテロリストたちは身構えるだろうから効果はある。もちろんそんなものはすぐにリビアに送れる。また②の距離的に近くにいなかったというのも間抜けな言い訳である。海兵隊が近くにいるからすぐに救援にきてスペインまでみんなを連れてこれたとのこと。ちなみに事件の一週間前からUSAFRICOMに警告は来ていた。まだまだ問題があるのだが、すべて合わせれば③の「国家安全保障会議に可能な限りのことをするように指示した」はお笑いのレベルである。「可能な限り全員が抹殺されるように指示した」の間違いではないだろうか?

国務省がここまでも直接関与していることに驚く。オバマ大統領はまさにパペットとしか言いようがない。リビア・ベンガジに関してはヒラリー・クリントンが統帥権を振りかざしていた。軍は国務省から指令を受けないのにそこまで彼女をやりたい放題にやらせたツケはいずれ返ってくるだろう。だから外部から入ってきたトランプ大統領と軍が対立するのだ。

ヒラリー・クリントン国務長官が自分のポジションを乱用し、武器をリビアに輸送していて、そのうちのスティンガーミサイルがアフガニスタンへ渡ったのだ。もちろんアフガニスタンだけではなく、世界中に渡っているのだが、そのミサイルでビンラディン殺害から93日後、アフガニスタンで米軍ヘリコプターを襲墜したのがヒラリーのスティンガーミサイルだ。シリアルナンバーをたどって、国務省がカタールに輸出しているミサイルであることが分かった。そのために、ヒラリーはクリストファー・スティーブンス大使をベンガジに送り、ミサイルの在庫確認と隠蔽を任せたのだが、もちろん任務が完了すれば始末するつもりだったのだろう。クリストファー・スティーブンス大使は任務後始末されるために、わざわざリビアに派出所を設け、そこに滞在させた。派出所のセキュリティーは幼稚園並みだったと元SEAL team 6は証言している。

そしてここから彼女が証拠隠滅のために削除した3万3千通のメールへと発展していくのだが、マイク・ポンペオ国務長官は現在捜査報告書を公開するように働きかけている。たぶん大統領選挙後になるのではないかと思う。パロット氏の証言や証拠なども下院議員の誰かの手に渡っているそうだが、下院から起訴の手続きを踏むとき、共和党はもう少し下院議員の数を増やしたいところだ。これは選挙後にプロセスが進むのではないかと思う。それまではハンター・バイデンの話で盛り上がるしかない。

犯罪そのものよりも、その犯罪を隠蔽するその隠蔽行為の方が最悪のレベルとはひどい話である。




余談:
①明日の大統領候補討論会は少しルールを変更して、各候補者は最初の2分間は相手から邪魔が入らないよう保証されている。一人が喋ってるとき、もう一人のマイクの音量は切られるからだ。(最初の2分間だけだが)ジョー・バイデン前副大統領は雲隠れしているから明日の夜までメディアの前に姿を現さないだろう。はっきり言って彼は全然選挙キャンペーンをやっていないんじゃないか?と思う。マイク・ペンス副大統領の討論会のスタイルが非常に戦略的かつ好意的だったため、トランプ大統領は「相手に横槍を入れるのではなくて、ペンス副大統領のように自分の番が来た時に終わったトピックをぶり返したらどうか?(違反ではないから)」と、ニュースキャスターに聞かれていたが、トランプ大統領は自分のスタイルの討論をすると言っていた。それがトランプ大統領だからだ。他の人と同じでは支持者の期待を裏切ってしまう。さすがビジネスマンである。

②アレン・パレット氏が初めてイランへ行ったとき、鷹の絵を見せただけでモハンマド・レザー・シャーのところまで連れていかれた話を聞くと、まるで吉薗周三がウイーン大学に潜入して極秘に血液学を入手してくる話とダブる。やはりパロット氏もハプスブルグの國體ネットワークにいるのかな?と思う。SNSでCIA内部告発者と言われているが、本人はCIAではないため、そう言われるのは不服だそうだ。(そりゃそうだ)


参考:
ラムシュタイン空軍基地
アメリカ中央軍 (USCENTCOM)
アメリカアフリカ軍 (AFRICOM)





①パロット氏とカーティス・ウェルドン元下院議員との電話会談。(2011年1月)
ビンラディンの身柄引き渡しについてリチャードソン州知事(NM)はパロット氏をヘルプしたらもしかしたら次の大統領になれるかも、とスタッフに言われて舞い上がっていたが、実際問題としてレオン・パネッタCIA長官がOKしないだろう、ということで2回ほど知事はパネッタ長官と交渉したが、ビンラディンの件は首を突っ込まないで北朝鮮だけに集中しろとパネッタ長官に言われたとのこと。ウェルドン元下院議員はバイデン副大統領の個人的な特別人財であるブライアン・エッティンガー氏が(弁護士でもある)国務省をスキップして(ヒラリーのこと)パキスタンにバイデンの私用で行けるぐらいのフィクサーであるからして、このエッティンガー氏を通してみるべきだとして紹介する。ウェルドン元下院議員がエッティンガー氏を空港でピックアップする途中だから後で電話かけ直すようにとのこと。
②パロット氏とエッティンガー氏の電話会談。エッティンガー氏はリチャードソン州知事の件はウェルドン氏から聞いているとして、パロット氏の身元も調査したようだ。鷹狩キャンプがアルカイダのたまり場所であることも周知している。彼の友人で鷹狩をする人がいて、ビンラディンが北イランにいるということも、ビンラディンは米国籍であり所在を大使館に連絡しても大使館からは無視されたということを友人から聞いたと言っている。ウェルドン氏の会話からも中東ではビンラディンがイランにいることは皆周知のようだ。オバマに行かないでバイデンに行った方がいいと言っている。エッティンガー氏が直接バイデン副大統領に持っていけるからだ。しかしパロット氏によると、そんなすんなりとできないそうだ。というのもブッシュ政権の時にビンラディンをイランで自宅監禁させる仕掛けが3つほどつくられていて、オバマ政権ではそれを継続して2つほどの仕掛けがあり、さらにその仕掛けを継続させるためにヒラリークリントンとレオンパネッタが深く関与してるから、ビンラディンの身柄をこちらに引き渡すことになったら彼らがものすごい勢いで反撃してくるからだ。するとエッティンガー氏は「ビンラディンは私たち(アメリカ)が守っているからね、まあ身柄を拘束したくないんだよね、だってアメリカをターゲットにしないって彼(ビンラディン)とディールを結んだからこうしてレーダ下で彼を守ってるんわけなんだが」と話をしている。


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2 Comments

真保守

はじめまして 

ヒラリークリントンとバイデンが、口止めの為にDevgru隊員搭乗ヘリを待ち伏せ攻撃させ また 駐リビア大使を故意に見殺しにしたと。
これが事実であれば国家反逆罪で処刑されるべき悪魔の所業ですね。
真実が白日の下にさらされる日が来て欲しいです。
トランプ大統領の再選を祈らずにおれない今日この頃です。
詳細な記事ありがとうございます。

  • 2020/10/25 (Sun) 07:11
  • REPLY
 AI

AI

To 真保守さん

真保守さんコメントありがとうございます。

Seal team six は、ゴールド、シルバー、ブルー、レッドという4チーム構成だったそうです。ちなみにオサマビンラディンを射殺したと言い張って本を書いたロバート・オニール氏はレッド・チームでヘリには乗り込んでいません。ヘリに乗せられたのはゴールド・チーム全員だそうです。なのでビンラディン襲撃作戦に関わったのはゴールド・チームであったのでしょう。この件の調査報告書や証拠はすべてCIAに渡すようにとウィリアム・マクレイヴン海軍大将が命令を下したので軍の関係者も証拠を持っていないそうです。ロバート・オニール、ジェームス・マティス、ウィリアム・マクレイヴン、ジョン・ブレナン、などなど、トランプ大統領のことを悪く言うのは自分の関わった闇を隠蔽するためです。国家反逆罪に問われるべきです。正義が勝利するように私も祈っています。