人間の自我が相対性・二極性を生む

この記事は過去の珈琲ブログからです。一部修正・加筆しています。

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こんにちは、AIです。

この世の人間の苦しみは比較する心から生まれるような気がします。何故なら、この世は陰陽という相生・相剋といった相対の二極性で成り立っているからです。

身の回りを見渡せば、

光・闇
大・小
右・左
男・女
若・老
白・黒
熱・冷
上・下
善・悪
高・低
有・無

など、挙げればきりがありません。

陰と陽という二つの相反する性質は、

相生(そうしょう)は「順送りに相手を生み出して行く」
相剋(そうかつ)は「相手を打ち滅ぼして行く」という力関係になります。

陽=相生と陰=相剋という二極性の性質に、五行=木・火・土・金・水、という地球上の五元素構成を表したのが陰陽道で有名な陰陽五行です。(木=有機物、火=エネルギー、土=地、金=鉱物、水=水)

陰陽五行説を五芒星で表すと図のようになります。
pentagram.png

五つの元素を、相剋関係の白い矢印に沿って星型にたどると、下記のような力関係になっていることがわかります。

「木は土に剋(か)ち、土は水に剋ち、水は火に剋ち、火は金に剋ち、金は木に剋つ」

つまり、木は土から養分を吸い上げて土を痩せさせ、 土は水をせき止め、水を濁し 水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を切り倒す、という相剋関係に配置されています。

また星の外周にある黒い矢印をたどると(相生関係)

「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ずる」

木は燃えて火を生みだし、火は燃え尽きて灰と化して土にかえり、土は年月をかけて金属になり、金属は冷えて水滴を生じ、水は木を育む、こうした関係を五行相生といいます。

このように五芒星は陰陽道の根本原理を表しており、世界を読み解く理論のベースになっています。

陰陽という地球の構成は相生・相剋といった相対性なので一方が存在するからもう片方も存在するという表裏一体であります。

光があるから闇を認識
闇があるから光を認識

物質世界があるから精神世界を認識
精神世界があるから物質世界を認識

人間が生まれて生後10か月までにこの比較心の原因である自我が形成されます。比べて動物は自我の形成デザインが短期間で終了するのは自然界では直、生死に関わるからです。(因みに犬の自我形成は生後14週間で終了します)

自我の形成に失敗した動物は敵と同類の違いも理解できず、子孫も残せず自然界から淘汰されます。良くデザインされたシステムだと思います。

人間も自我を形成されないと自分が人間だと認識できないので自我は必要です。そして、皮肉にも自分を守る自我が比較心を生み出し、苦しみを生み出します。そしてこの人間の自我が相対性・二極性を生むのです。

その人間の比較心を理解し、本質を知れば自ずと苦しみから解放されるのではないでしょうか?
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