映画「テネット」の最終予告が公開された

残暑お見舞い申し上げます

このところ日本では猛暑が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。まだしばらくは厳しい暑さが続くようですので体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

令和二年 晩夏

私の住むニュージャージー州はすでに朝夕には秋風が感じられます。今日も日中でもクーラーつけてません。(ニュージャージー州の緯度は日本の東北地方あたりです)

そんなところで今日は映画の話をしたいと思います。というのもついにクリストファー・ノーラン監督の最新映画、「テネット」の最終予告が公開されたからです。日本語の最新予告も探したんですが、まだ外国語ではリリースされてません。



コアなファンの間ですでにリークされてますが、どうやら「マクスウェルの悪魔」をモチーフにしたみたいです。

マクスウェルの悪魔(マクスウェルのあくま、Maxwell's demon)とは、1867年ごろ、スコットランドの物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェルが提唱した思考実験、ないしその実験で想定される架空の、働く存在である。マクスウェルの魔、マクスウェルの魔物、マクスウェルのデーモンなどともいう。 分子の動きを観察できる架空の悪魔を想定することによって、熱力学第二法則で禁じられたエントロピーの減少が可能であるとした。 熱力学の根幹に突き付けられたこの難問は1980年代に入ってようやく一応の解決を見た。(ウィキペディアからの引用

電磁気学を確立したジェームズ・クラーク・マクスウェル



Maxwell_demon.png

一度水と熱湯を混ぜてぬるま湯になってしまった液体を温度の高い熱い液体(B)と、温度の低い液体(A)に分けることなど普通は不可能だ。しかし理屈としては熱の正体は分子の運動量の大小に置き換えられるのだから、運動量の大きな分子だけを(B)に選り分けることができれば、運動量が大きく速い分子と遅い分子に分けられて(B)と(A)に温度差が作られる。そして分子の運動量を測定し振り分ける役割がこの「悪魔」だ。



マクスウェルの悪魔の応用で発電成功 (NTT)

このマクスウェルの悪魔を応用して映画にしたのが「テネットTENET」だ。

テネットとは「信条」とか「教義」という意味だが、SATORというラテン語の回文があります。
SATOR AREPO TENET OPERA ROTASを四角に組むと、縦から読んでも横から読んでも同じに読めます。

sator_arepo_tenet_opera_rotas2.png
SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS

劇場公開は来月だからまだ観ていないのだが、この最終予告や今までの予告を見て推理する限りでは、普通に時間のベクトルが前進する私たちの世界に時間のベクトルが違う、つまり時間を逆行できる機械装置をロシア人科学者が発明したことにより世界最終戦争の危機が起き、それを食い止めるために任務を実行するうというイメージだ。

特にこの最終予告の冒頭で、ラボにいる女性が二つの弾丸を指して、「どちらが前進し、どちらが逆行するか区別できるか?」と主人公に問う。もちろん主人公は二つの弾丸を見ただけでは判断できない。しかし、そこで特殊な緑色の手袋をはめれば、逆行する弾丸が分かる。そしてその弾丸を使って銃を撃てば、弾丸は的に当たらず弾倉に戻る。こうしてラボに集められた破片を頼りに任務を実行するのだろう。もちろん機械装置付近には監視している「悪魔」がいることは間違いない。
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