サイレントマジョリティー

民主党大会がウィスコンシン州ミルウォーキーで行われ、ジョー・バイデン氏が正式に党の大統領候補に指名された。今年の党大会は新コロナ渦のため、民主党は4日かけてバーチャルで行った。

初のバーチャル党大会だが本来ならではの熱気も伝わらないだろうと思い、私は無視したが、息子がYoutubeで党大会のライブをチェックしたらしく、「高評価」よりも「低評価」の数が上回ってる、と教えてくれた。（現在はアーカイブの評価数は修正されてると思うが）

マスコミの世論調査は相変わらず恐ろしいぐらいバイデン氏の方が優勢だ。しかし私は「サイレントマジョリティー」は静かに存在していると思う。（と、願う）古代ローマでキリスト教徒が隠れシンボルとして用いた「イクトゥス」のように、この保守派のサイレントマジョリティーはどこかに「星条旗」を隠し飾っている。

民主党優位の都市で信じがたい暴動が起きているのを茶の間から見ながら悔しい思いをし、彼らは暴動の挑発に乗らずにただひたすら耐えている。何故なら彼らが反撃に動けば大統領選がトランプ大統領に不利になるからだ。この愛国者たちがサイレントマジョリティー（物言わぬ多数派）を結成している。

4年前はヒラリー・クリントンがトランプ支持者たちのことを「哀れな人たち（Basket of deplorables）」と呼んだからDeplorableが流行って、トランプ支持者たちが「俺たちは誇り高きDeplorableだ！」と逆手に取って宣伝したが、今年はトランプ大統領が支持者たちを「サイレントマジョリティー」と呼んだから「＃Silent Majority　＃サイレントマジョリティー」が流行っている。この間のフロリダ州でのトランプサポータによるボートパレードは圧巻だった。

現在コロナ渦を逆手にとって民主党は広範な郵送投票を希望している。郵送投票の方が不正しやすいからだろうが、そんなこと認めたら11月3日に投票結果は出ないと断言できる。

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