新たな動画が公開された

今回のミネソタ州ミネアポリスで起きた警察の暴力が原因で、ミネアポリスでは「警察なんかいらない」など言い出す人も出てくる始末。正気で言ってるのかよくわからないが、感情論だけでモノ言うのはやめてほしい。

また警察の予算を削るという動きがカルフォルニア州、ニューヨーク州、そしてミネソタ州ミネアポリスにも広がる中、カルフォルニア州サンディエゴは逆に予算を上げる動きだ。良識ある人間が警察廃止など言うはずがないから、政治パフォーマンスだろう。

中にはデモが拡大する民主党派の都市で、警察官が情けなくも跪ずく姿があった。さらに、民主党議員たちがアフリカ(特にガーナ)の伝統工芸品であるケンテ・ストールを羽織った姿で跪ずき、ジョージ・フロイドさんに黙祷をささげた。政治ショーもここまでくると滑稽である。

pelosi-schumer_kneeling.jpg

跪いて黙祷をした後、ナンシー・ペロシ下院議長はすぐに立ち上がれず、誰かに腕を持ち上げてもらってようやく立ち上がれた。黒人はこんな議員たちを見て、「これこそ黒人文化をナメてる」と、怒らないのか???民主党全員がこうした政治ショーをやってるわけではないと信じたい。バーニー・サンダース上院議員なんかは他の民主党員とは逆に、警察の予算カットや警察の廃止などといったことはサポートしていないと明言し、刑事司法改革への取り組みの一環として、警察官のさらなる訓練の強化や、警察官の給料を上げることを訴えた。警察は命かける仕事の割に給料が低い。だから警察官をしながら店やクラブのセキュリティを副業でやる人は多い。

フロイドさんに関しては、さらに新たなアマチュアが撮ったビデオが公開され、やはりフロイドさんは薬物の自己使用の疑いがありそうだ。もしかしたら路上で車を停めていたのも、薬物を売るためだったのかもしれない。パトカーに乗る前に警官が身体捜査をしてフロイドさんの着衣の中からなにやら薬物らしきものを見つけて取り出している。そして撮影された動画を見ると、フロイドさんはパトカーに乗った。



問題はそのあと、もう二人の警官が到着し、事を大きくしたのだろう。薬物を使用しているのならフロイドさんなんか本気で構わずに、
さっさとドアを閉めて警察署まで連れて行けばよかったのだ。それをショーヴィン被告が引きずり降ろして痛めつけた。首を膝で押し付けられ、本気で息ができなかったら「息ができない」なんて言えないから薬物使用も重なって心臓発作を起こしたのだろう。

それにしても抗議デモが各都市に拡大して人が密集しても非難されないのなら、トランプ大統領も遠慮なく選挙活動をこれから行えるだろう。
関連記事
スポンサーサイト



Comment