人種カードでジレンマに陥る民主党
コロナ騒ぎの渦の中、バーニー・サンダース上院議員が大統領選出馬のキャンペーンを停止し、バイデン前副大統領の支持を表明した。
これで民主党からの立候補者はバイデン氏に決定した。4月にあった選挙はほとんどの州は6月に変更させられ、もはやコロナ騒ぎで民主党立候補の争いは誰も注目しなくなった。
バイデン氏は副大統領候補として「女性」を選ぶと宣言している。民主党は社会的弱者を支持するのがモットーであるから女性や黒人、そして移民やバイセクシャルといったマイノリティから支持されるし、またそういった人たちから票を稼ごうと努力する。
そこでその「女性」とは白人女性なのか?それとも黒人女性なのか?自らのジレンマに陥ることになる。
まず、有望視されているのがミネソタ州選出のエイミー・クロブシャー上院議員だ。彼女は自分の出身であるミネソタ州の選挙の前日に撤退し、バイデン前副大統領への支持を表明した人だ。
しかし今年の立候補者たちの顔ぶれは白人であった。なかにはゲイマンがいたが民主党のくせにバラエティーに欠けていたのは事実だ。そこらへんはリベラルからも指摘される部分であろう。
そこで自ら副大統領候補として名乗り出た黒人女性がいる。ステイシー・エイブラムズ氏だ。彼女は2018年のジョージア州知事選に出馬したがオプラ・ウィンフリー氏の応援もむなしく惜敗した人だ。
2016年、当時トランプ氏が副大統領としてマイク・ペンス氏を選んだ時、男性 x 男性 であったため、リベラルからは受けが悪かった。しかし、人種や性別に縛られると的確な人事ができなくなる。ただでさえ、有能な人財が限られているというのに男だろうが女だろうが何の人種だろうがそんなことは関係ないのではないか?
とにかくバイデン氏は女性を選ぶと言っているのでそれは間違いないだろうが、人種カードを切ってばっかりいる自らの党のジレンマに陥っている。
これで民主党からの立候補者はバイデン氏に決定した。4月にあった選挙はほとんどの州は6月に変更させられ、もはやコロナ騒ぎで民主党立候補の争いは誰も注目しなくなった。
バイデン氏は副大統領候補として「女性」を選ぶと宣言している。民主党は社会的弱者を支持するのがモットーであるから女性や黒人、そして移民やバイセクシャルといったマイノリティから支持されるし、またそういった人たちから票を稼ごうと努力する。
そこでその「女性」とは白人女性なのか?それとも黒人女性なのか?自らのジレンマに陥ることになる。
まず、有望視されているのがミネソタ州選出のエイミー・クロブシャー上院議員だ。彼女は自分の出身であるミネソタ州の選挙の前日に撤退し、バイデン前副大統領への支持を表明した人だ。
しかし今年の立候補者たちの顔ぶれは白人であった。なかにはゲイマンがいたが民主党のくせにバラエティーに欠けていたのは事実だ。そこらへんはリベラルからも指摘される部分であろう。
そこで自ら副大統領候補として名乗り出た黒人女性がいる。ステイシー・エイブラムズ氏だ。彼女は2018年のジョージア州知事選に出馬したがオプラ・ウィンフリー氏の応援もむなしく惜敗した人だ。
2016年、当時トランプ氏が副大統領としてマイク・ペンス氏を選んだ時、男性 x 男性 であったため、リベラルからは受けが悪かった。しかし、人種や性別に縛られると的確な人事ができなくなる。ただでさえ、有能な人財が限られているというのに男だろうが女だろうが何の人種だろうがそんなことは関係ないのではないか?
とにかくバイデン氏は女性を選ぶと言っているのでそれは間違いないだろうが、人種カードを切ってばっかりいる自らの党のジレンマに陥っている。
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