アメリカ人は有事の時は団結する

アメリカは2兆ドル(220兆円)の緊急援助法案が上院を96-0で通過した。(4人はコロナで議会に出席できなかったのだろう)この法案はこれから下院へ持っていくことになる。

下院を仕切ってるボスはナンシー・ペロシ下院議長だが、さすがに上院で96-0で通過した法案をこの非常時に邪魔はしないと思う。
96-0の一致が歴史的なら、もし彼女が否決すればそれも歴史に残る。

こういう時、アメリカ人は強い。なぜなら団結するからだ。いつもバラバラで多様性があって、「いろんな人がいる」のが強みなのだが、こうやって「いろんな人」の目標が同じ方向を向いているとき、その団結力はすさまじい時がある。(まさに傭兵気質。有事が終わればまたバラバラに散っていくのだが)

とにかく国民のみなさんは家族、友人に電話して「家賃は払わない」「家や車のローンは払わない」「光熱費は払わない」と、「みんなで払わなければこわくない」作戦で一致しております。

こうして政府の「自宅待機」という要望に国民が応える代わりに彼らは息を潜んで政府が出した法案の行方を見ている。

「政府の要望で経済ストップさせられたんだからその分政府が国民をケアするのはあたりまえ」

アメリカ人は経済活動に「消費」が伴うのを理解している。

Steven_Mnuchin.jpeg
三度目の正直?の奥様はスコットランド人のテレビ女優ルイーズ・リントン氏。
ユダヤ人も一回結婚してしまえば再婚、再再婚は非ユダヤ人を気楽に選ぶこともある。
「Foreclosure King(差し押さえ王)」との異名も持つスティーブン・ムニューシン財務長官。
関連記事
スポンサーサイト



Comment