明日はスーパー・チューズデーだ

明日はスーパー・チューズデーだ。

1つの火曜日に多くの州で同時に予備選挙が開催されるから、スーパー・チューズデーと呼ぶ。といっても日本との時差があるから
結果は日本時間で水曜日の朝ごろから出始めるだろう。明日、予備選挙のあるのは以下の州だ。

アラバマ
アーカンソー
カルフォルニア
コロラド
メイン
マサチューセッツ
ミネソタ
ノースカロライナ
オクラホマ
テネシー
テキサス
ユタ
バーモント
バージニア

このスーパー・チューズデーまでで、代議員数の四割近くが決まる。

現在、サンダース氏が一番獲得の数が多いが、この間のサウスカロライナ州でバイデン氏が圧勝したので、バイデン氏がサンダース氏のすぐ後ろにつけて這い上がってきた。(本人は死者の復活とジョーク飛ばしてるが)

この間のサウスカロライナ州の予備選から日数がそんなに開いていないので、すでに終わった4州の選挙結果の伸びに悩む候補者はこの日を上手く乗り切るのは難しいだろう。さっそく資金不足か、ブティジェッジ氏が撤退を表明した。

新人にとってスーパー・チューズデーという一つの山越えが難しいのもあるが、最後まで残るのは難しいのに中途半端に議員数を獲得してしまうと、民主党の本命にダメージを与えてしまうから説得されたのかもしれない。

早めに撤退して、本命になりそうな人を支持して恩を売って、あわよくば当選した暁にはなにか役をもらえるかもしれない。ブティジェッジ氏はどうやらバイデン氏を支持するらしい。また、先ほどクロブシャー氏も撤退を表明した。

確かに彼女は中途半端な結果で伸び悩んではいたが、彼女の出身であるミネソタ州での予備選前に撤退してしまった!スーパー・チューズデーまでは食らいつくと思っていたが、あっけなかった。

彼女はブティジェッジ氏よりも先にバイデン氏を支持することを表明している。彼女は故ジョン・マケイン上院議員とリンゼー・グラム上院議員と一緒にウクライナで「アメリカはウクライナを守るためにロシアと戦う」とまで宣言している。みな軍産側の人間だ。

生き残ったリンゼー・グラム上院議員は割と早めにトランプ大統領側に転向した。トランプ大統領の弾劾裁判をあっという間に片づけたのはこういった軍産の人間が民主党だけでなく、共和党にもいるからだ。深く突っつけば、利権に絡んだ人間たちが共和党内からも出てくるだろう。共和党のロムニー上院議員がこのさっさと終わらせた弾劾裁判に不服で「有罪」に票を入れたのも、同じムジナの人間だからこそわかるのだろう。

グラム上院議員が早々と立場を変更して世間でいい顔していることにロムニー上院議員は不服だということを表したのだ。

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