帝国の逆襲、トロイアの木馬を送りつける英国

ギリシア神話にでてくるトロイア戦争で、トロイア陥落の決め手となったのがトロイアの木馬だ。

ギリシア人は敵(トロイア人)を欺くために、木馬を作って中に人を潜ませ、それをイーリオス市内に運び込ませ、トロイアを落城させた。


映画「トロイ」より 木馬のシーン

今回の横浜に入港したクルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」も英国が日本に送ったトロイアの木馬のようだ。

このクルーズ船はイギリス船籍であり、船籍国でいけば、この船内に適用されるのはたとえ日本の領海内であってもイギリス法である。さらにイギリスが沈黙を続けているところをみると、横浜に入港する前に、すでに船内に感染者がいたことも知っていただろう。

つまり、「人道的配慮」を武器に、イギリスは日本に押し付けた。クルーズ船のような閉鎖された環境で感染者はどんどん増え続け、
現在では600人以上の感染者を出し、死亡者も2人出た。

ここぞとばかりにCNNやBBCは「クルーズ船は第二の武漢」と、日本政府のクルーズ船対応を批判している。もちろん朝日もCNNと提携しているから批判側だ。

船内の様子を収めてユーチューブで流した岩田医師なんかも成功すれば一躍活動家になれるだろう。すでにBBCから取材を受け、国民の分断工作に協力したと言ってもいい。国が大変な時に、みな誰かを批判することに熱中し、責任論に没頭してしまう。それでは外国勢力の思う壺だ。

また日本政府はこの機を利用して法の見直しや、国民に軍隊というものは何も外国に行って戦争するだけではない、ということを認識させるように呼び掛けたほうがいい。国民は分裂するのではなく、一致団結していかなければならない。

イギリスの金融界はEU離脱で焦っている。前にも書いたが、イギリスは特にこれといった産業がない。どちらかというと不動産や株や投資など金融経済が中心だ。

世界最初の工業化を起こし、世界経済をけん引したイギリス帝国。ところがイギリス国内の経済が飽和しはじめると、ドイツ、アメリカといった後発工業国の追い上げを受け、1800年代末には、アメリカが経済力で世界の首位となり、ドイツもイギリスをしのぐ経済力をもつようになった。

ここでイギリス帝国は表向きアメリカに覇権を譲る代わりに、裏でアメリカに影響を及ぼすことになる。パックス・ブリタニアからパックス・アメリカーナへの移行だ。

長い間、イギリスはアメリカを手懐けていた。いつまでたっても解決しない中東問題なんかはいい例だ。イスラエル建国はイギリスが大きく関与している。

ところがトランプ政権になったアメリカは反撃に出た。イギリスはすっかりアメリカを手懐けていると思い、実体経済をおろそかにし、金融経済にどっぷり浸かっていた。ところが今度はアメリカが中国に覇権を渡すではないか!パックス・アメリカーナからパックス・チナの時代が来る。しかも気が付けばイギリスはEUから離脱している。

イギリス金融界は焦っている。
イギリス王室も縮小している。

イギリスは2020年東京オリンピックが感染拡大で中止になったら、ロンドンで2020年オリンピックを代替開催してもいいと言い出している。帝国の逆襲が始まった。

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