初の大統領選ディベート(討論会)結果
昨夜、米大統領選(11月3日)に向けた初の候補者同士のテレビ討論会がオハイオ州で行われた。討論会は90分間。休憩はなかった。聴衆は音を立ててはいけないから、静まり返った会場での討論会だった。ヤジもエールも拍手もない。とりあえずバイデン氏は90分生き延びたが、途中ストレスからか、トランプ大統領に向けて「will you shut up, man?」や「This clown」と言った単語がバイデン氏の口から飛び出した。こうしたバイデン...
ボブ・ウッドワード新著『怒り』、新型コロナウイルス
先週末にラストスパートをかけてボブ・ウッドワード新著『怒り』をようやく読み終えた。インタビューはトランプ政権が始まって今年の7月まで合計17回あったが、(最後の18回目は単に会話を交わしただけでインタビューではなかったのでしょう)最後の方のインタビューで、この本が出版されるのが9月、10月といった大統領選挙前だからトランプ大統領が内容を心配しているように書かれていた。特に最終チャプターの終わり方は...
連邦控訴裁判事にエイミー・バレット氏を指名
今月18日に死去した米最高裁判所の女性判事、ルース・ギンズバーグ氏の後任を今週末に指名するとトランプ大統領は宣言していたが、昨日26日に保守派のエイミー・バレット連邦控訴裁判事が指名された。トランプ大統領による最高裁判事の指名はこれで3人目になる。共和党のなかでも反トランプであるミット・ロムニー上院議員でさえも「トランプ大統領が指名する最高裁判事を支持する」と、表明した。トランプが好きでも嫌いでも...
ボブ・ウッドワード新著『怒り』、北朝鮮のパート
この間紹介したワシントンポスト記者・編集者のボブ・ウッドワード氏の新著「Rage(怒り)」だが、子供たちのオンライン授業の監督をしながらようやくチャプター37まで読み進んだ。残り9チャプターとエピローグを合わせて100ページぐらいで完了する。気になるからサッと残りのページをめくってみたが、チャプター30から始まった新型コロナの話がそのまま続いて、あとはミネアポリスで起きたジョージ・フロイドさんの死からの暴...
一週間後に迫った大統領選ディベート(討論会)
トランプ大統領とバイデン前大統領の第一回ディベートが今月29日にオハイオ州で行われる。時間は夜の9時からだ。オハイオ州はスイング・ステイトといわれ、両党ともに大事に力を入れる州だ。スイング・ステイトとはバトル州であり、どっちに揺れるのかわからないからだ。前にも書いたが大統領選は投票数だけではなく、システムが勝敗を分けるようになっている。一応、予定としてはディベートは3回スケジュールが組まれており、最...
対北朝鮮政策の立て直し
ウォーターゲート事件をスクープし、ニクソン大統領退陣のきっかけを作ったことで知られるワシントンポスト記者・編集者のボブ・ウッドワード氏の新著「Rage(怒り)」がアメリカで発売されて話題を呼んでいる。日本語版はどうやら12月19日に発売されるらしい。画像をクリックするとアマゾンに飛びますすでに内容の一部が独り歩きし始めており、特に北朝鮮に対する情報が書かれているらしいので、さっそくアマゾンで購入してみた。...
半島正常化よりもイスラエル正常化を優先したアメリカ
9月15日、イスラエルのネタニヤフ首相がアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーン王国との国交正常化合意文書に署名した。国交正常化はトランプ米大統領が仲介し、調印式はホワイトハウスで行われた。中東での緊張緩和に向けて歴史的な国交正常化だ。この外交合意は「アブラハム協定(Abraham Accord)」と名付けられた。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三宗教の始祖アブラハムだ。またアブラハムはユダヤ民族(イサク)とアラブ...
マスクかワクチンか
英アストラゼネカがオックスフォード大学と協力して開発している新型コロナウイルスのワクチンについて英国の被験者1人に深刻な副作用が生じたため一時期試験停止したが、一週間後には英国で臨床試験を再開している。たぶん株価が下がるから臨床試験を再開したと発表しただけであると思う。(副作用を生じた被験者は複数いたのではないかと思うが、、、)米ファイザーが開発しているコロナワクチンも被験者に軽中度の副作用が発症...
Qアノン陰謀論を斬る
世間を騒がせ情報弱者をミスリードさせるQアノン陰謀論のサイトはニュージャージ州に住むCITIグループのVPの一人、ジェイソン・ジェリナス氏によって管理されていることが最近わかった。Qアノンは本土のアメリカでは知る人ぞ知るという感じでウィキリークスよりもあまり拡散されていないようにも思える。4年前はジュリアン・アサンジのウィキリークスやアレックス・ジョーンズのInfoWarsが陰謀論を巻き起こし、特にヒラリー・クリ...
菅義偉官房長官が新総裁に
菅義偉官房長官が新総裁に決定した。もちろん菅義偉官房長官が立候補した時点で予想はできたが、基本的には菅政権は安倍政権の継続という形だろう。(短命で終わるかもしれないが)興味深い記事を見つけたのでシェアしたい。菅・新首相に期待したい「電波利権のドン」との対決池田 信夫(アゴラ言論プラットフォーム)たしかに安倍さんのような政治家は親子代々からの外交ネットワークを持っているという利点もあるが、付帯する欠点...