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2019-10

サウジアラビアの石油施設が攻撃された - 2019.09.18 Wed

サウジアラビア東部にある国営石油会社サウジアラムコの石油施設2カ所が
今月14日に攻撃を受けました。

原油価格が急上昇するか?と、思いましたが
サウジアラビアが急いで復旧しましたので一時期上がっても今は落ちてるそうです。
アメリカも足りなければ国内の石油備蓄放出を許可しましたが、放出しなくても大丈夫だそうです。
ということで原油価格を上げるために攻撃をしかけられたわけでもなさそうです。

イランも「病院や学校が攻撃を受けたわけではない」と強調してます。
サウジアラビアも数日で復旧させたのですから本気で攻撃を受けのではないことは承知でしょう。
アメリカ政府はイラン南西部から仕掛けられたという見解を示していますが、
イランは米宛ての外交文書でアメリカの主張を非難し、警告もしました。

ロウハニ大統領は、
「この警告から教訓を学び、この地域で戦争が起こり得るということを考えるべきだ」と、発言しました。

イランはボルトン氏が去った後のアメリカ政府の対応を試しています。

ポンペオ氏による一人二役かと思いましたが、
ボルトン氏の後釜にロバート・オブレイエン氏が大統領補佐官として後任しました。

国連総会も開幕しました。
イランはアメリカと対談する気はないそうです。
日本の安倍首相はロウハニ大統領と会談する予定です。

ということで、今回のサウジアラビアの石油施設の攻撃は
これといって誰も得するような人たちもいませんので、
国連総会の前に、アメリカ政府の(ボルトン氏が去ったあとの)対応の仕方を
観察するためであったと思います。
イランの内部も強硬派と穏健派という派閥はあります。
わたしは今回、アメリカの初期の対応は失敗したと思います。

saudi_2019_9.jpg

追伸:
サウジがアメリカに大金払って武器とかディフェンスシステム購入してるはずなのに、こんなドローンごときでやられるようなアメリカ製のディフェンスシステムはなんやねん、って見せてしまった。というのもその大金はHAARP連合参加費としての大金だったと思うから、ディフェンスシステムががら空きなのをばらしてしまったかもしれない。アメリカは必死にサウジを守らないとだろうし、怒っただろう。もちろん攻撃した側はそういった事情を知ってるからこそ披露した可能性がある。


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イラン制裁と核合意 - 2019.07.10 Wed

イラン原子力庁はウランの濃縮度が
2015年の核合意で定められた上限を超過したと発表しました。
さらに濃縮度を上げる可能性があることも表明しました。

これはアメリカが2015年の核合意から離脱し、イランに対して制裁を再開したため、
イランはアメリカが仕掛けた経済制裁の報復措置として
濃縮ウランの貯蔵量が核合意で定める上限を超過させました。

核合意に残る欧州諸国は消極的である。
やはりアメリカに経済制裁をされると足も手も出ない。
イランは欧州諸国に米制裁からの保護を求めていたが
欧州は応急処置として経済制裁を回避して決済を行えるように
欧州独自の決済機関を設立してみたが、原油のような大きな貿易の決済はまだできていない。
アメリカも2015年のイラン核合意に復帰する気はない。
それは脱・濃縮ウラン事業に向かわなくてはならないからである。

イランもたとえ欧州との間で核合意を存続したとしても
アメリカが経済制裁を続ける限り、核開発を制限する見返りとして得られる恩恵が受けれない。
そして無力な欧州もイランのウラン濃縮度が上限超えても、はっきり言って何もできない。

特にフランス!あの小さいフランスの国土に原発が58基も稼動している。
フランスが掲げた「エネルギー転換法」という原発の割合を2025年までに50%に縮減する目標は
マクロン大統領就任後に達成時期を5~10年程度延期すると発表しました。
フランスにはAREVAという世界最大の原子力産業複合企業があります。

ウラン濃縮事業にイランを参加させたいフランス
イランに脱・ウラン事業を望むアメリカ

ここでフランスとアメリカの間に目に見えない摩擦があります。
2018年にマクロン大統領夫妻がわざわざ持ってきたオークの木を
ホワイトハウス敷地内にトランプ大統領夫妻と一緒に植えたそうですが
枯れてしまったそうです。笑

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アメリカからの経済制裁。
この制裁だけでどこの国も手も足も出なくなってしまう。

そしてイランを敵視するイスラエルは、イランと米国の対立が激化した場合に備え
軍事的な関与の準備を進めていると明らかにしている。

また、アメリカは新たなビジネス案として
中東シーレーンの要衝ホルムズ海峡とバブエルマンデブ海峡を航行する
タンカーの護衛の有志連合を提唱している。
もちろんイスラエルは真っ先に参加することだろう。
イスラエルやサウジアラビアはアメリカのお得意先である。

まず、核兵器には90%程度へのウランの濃縮が必要である。
イランは核合意の前には20%まで濃縮していた。

ハッキリ言って核兵器は表向きの話である。
これはウラン濃縮が欧米の大きな独占事業になっているからである。
そのウラン濃縮事業にイランを「核合意」という表向きの形で参加させたのは
日本が福島以降、ウランを濃縮できなくなったための穴埋めであるのだろう。


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今日の一言英単語

『Asymmetric warfare』 エイスメトリック ワーフェア

非対称戦争。両交戦者間の軍事力、戦略が大幅に異なる戦争。
テロやゲリラ戦という戦術が一般的。
例はベトナム戦争など。結局、アメリカはべトコンに勝てませんでした。
Asymmetricは「不釣り合いの」「不均整の」という意味。



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電撃?米朝会談 - 2019.07.01 Mon

はやいもので7月になりました。

世界の首脳陣が集まったG20大阪サミットも無事閉幕しました。
そして閉幕直後、トランプ大統領は韓国へ行き、在韓米軍基地へ寄り、
そして板門店で金正恩委員長と対面しました。

G205.jpg

日本のSNS記事のコメントを拝見しますと、
文在寅大統領が対面シーンに含まれてなくて喜んでいる人たちがいますが
韓国は1953年の「朝鮮戦争休戦協定」に署名していません。

しかも今回の米朝会談はトランプ大統領のツイッターで実現。
最近は政治家本人たちのツイッターアカウントの方が
主要メディアよりも情報が早くそして正確であると思います。
(安倍さんもインスタグラムの使い方がうまいと好評)

トランプ大統領が流行らせた「フェイク・ニュース」という言葉
もともと、トランプ政権と主要メディアの対立で注目を浴びた訳ですが、
今では日本でも世界でも(私の母でも)馴染みの言葉になりました。
その主要メディアとの対応を担うのが、ホワイトハウス報道官です。

サラ・ハッカビー・サンダース報道官(元アーカンソー州知事、マイク・ハッカビーの娘)が
6月いっぱいで退任することになりました。
彼女はトランプ氏が大統領に当選する前から働いていましたので
すこしブレイクが必要なのでしょう。
小さい子供が3人もいますので、少し「母親」としての役割に戻るそうです。
トランプ大統領も彼女を「戦士」と讃えていました。

サラ・サンダース氏の後任として、
メラニア夫人の広報責任者ステファニー・グリシャム氏が就任しました。
すでに大阪サミットにはグリシャム氏が来日していました。
北朝鮮での電撃対談でも北朝鮮側の警備ともめてましたね。
サンダース氏が6月いっぱいまでという話でしたから
新報道官のグリシャム氏の面識がなかったのかもしれません。
ということは、この対談は電撃どころか事前にすでに決まっていたのでしょう。

G20大阪サミットの直前にトランプ大統領は日米安保破棄を示唆しました。
今思えばトランプ大統領からの「板門店で対面OK」の表示だったのかもしれません。

まさに安倍さんの2020年までに行う第九条改正へのシナリオが動いています。
そうでないと日露平和条約も締結できません。

1950年から続いた朝鮮戦争。
「朝鮮戦争休戦協定」という休戦協定が署名され、
「最終的な平和解決が成立するまで朝鮮における戦争行為と
あらゆる武力行使の完全な停止を保障する」と規定しました。

1980年には金日成が「高麗民主連邦共和国」の創設案を提唱。
「高麗民主連邦共和国」とは、「自主・平和・民族大団結による統一」
というスローガンのもと、
一民族・一国家・二制度・二政府の下で連邦制による統一を主張したものです。

当時の韓国は当然受け入れませんでした。
何故なら、軍事力のある北に吸収されてしまうからです。
そして時代は変わり、2019年、現在の朝鮮半島
はたして金日成の創設案、南北朝鮮の統一になるか?

また半島が統一すれば、その奥にある
戦前から海洋勢力的構想と大陸勢力的構想が対立した場所
「満州」が注目されるはずです。

補足: ここにきてアメリカが中国に対して貿易摩擦を少し弱めたのも
中国のお得意様先の韓国が米中貿易摩擦の結果、すでに危ない状況で
このまま中国を叩き潰してしまったら、半島が経済的に統一できないからでしょう。
そのかわり、アメリカ国内では突然中国たたきを弱めたトランプ大統領に
共和党からも非難の声があがっています。


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今日の一言英単語

『Korean Demilitarized Zone』 略してDMZ

朝鮮半島軍事境界線。
あくまで実効支配地域の「境界線」であり「国境線」ではないです。


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安倍首相のイラン訪問とオマーン湾のタンカー攻撃 - 2019.06.13 Thu

2月にベトナムで行われた米朝会談中も、
インドとパキスタン間が緊張を見せましたが、
今回、安倍首相がイラン訪問中に
オマーン湾でタンカーが攻撃されました。

結局、米朝会談がうまくまとまらなかったのは、
非核化といっても、核は表向きであり、
その裏にはウラン濃縮産業というエネルギー産業をめぐって
二国間で同意できなかったのでしょう。
(イラン制裁に繋がったのでしょう)

そこで今回、日本がイランに行くということは
米朝会談を成功させるためであると思われますが、
日本は2011年の福島第一原子力発電所の事故以来、
濃縮ウランを十分に生産できなくなっており、
USECの破産直後にオバマ大統領が来日しました。(2014年)

そこで当時のアメリカ政府が日本の代わりに目を付けたのが
イランであろうと思われます。
2015年にオバマ大統領がイラン・ディールで支払いに応じた金額は17億ドルであり、
これはイランをウラン濃縮事業に参加させるということであったと思います。

ところが2016年にオバマ大統領が広島に訪れたので、
世界は脱・ウラン濃縮産業と、傾きかけていることを表示したのでしょう。

安倍首相がイランに飛んで最高指導者アリー・ハメネイ師と会談しました。

「核兵器を製造も保有も使用もしない
その意図はないし、するべきではない」

と、ハメネイ師から発言がありました。

つまり濃縮ウラン産業から撤退するということだと思います。

その代わり、原油価格を上げさせてもらう
と言うことだと思います。

ということで、タンカーが攻撃され、
原油価格が急騰することになりました。

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安倍首相とハメネイ師

余談:安倍さんは1983年に父・安倍晋太郎外相のイラン訪問に秘書官として同行し、
その際、当時大統領だったハメネイ師とお会いしたことがあるそうです。


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今日の一言英単語

『intuition』 インテゥイション

直観。

ちなみに直感はinspiration(インスピレーション)


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令和の時代 - 2019.05.05 Sun

いよいよ新元号の「令和」が始まりました。

タモリさんが元号の価値を分かりやすく
「西暦がページ数だとすれば元号は日本だけの章。
それがあるということは切り替えができますよね」

と、フジテレビの放送スペシャルで言ってくれたそうで
ネット上で絶賛されているみたいです。

西暦は本当に無限の数字が一直線に並んでいるようで、
まさに平面的であり、
元号はチャプター(章)のようであれば、つねに変化の繰り返しです。
行き詰れば区切りをつけて原点に戻ることもできます。
元号という日本の文化を大切にしたいですね。

そして以前から言っていた電子書籍の件ですが
おかげさまで平成時代に出版することが出来ました。
ありがたいことに一つレビューもいただきました。(#^.^#)
ありがとうございます。

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令和に入り、これから数年間、日本が外交の中心になります。
ラグビーワールドカップ(2019)
東京オリンピック(2020)
大阪万博(2025)

そう考えると万博が大阪に決まったこともワンワールドの意思ですね。

また、日本の消費税の税率を今年10月に10%に引き上げる予定が(一部8%)
最近になって消費税増税をキャンセルまたはさらなる延期という話も出ているそうです。

その場合、財務大臣としての麻生さんの責任問題になってきます。
全ては予定通りではないでしょうか?
つまり消費税増税もこれが目的(麻生さんに財務大臣のポストを辞めてもらう)だったのかもしれません。

また今回10連休だった理由もこれを観ればわかります。



友人は「10連休なんて体がなまるから嫌だ」と言ってましたが、
国民はのんきなもんです。
この最大に用意された10連休をフル活用して日本のこれからの国運をかけて
世界を飛び回ってる政治家もいるというのに。
しかも安倍さんは賓客として行ってませんので
アメリカに着いた時にレッドカーペットで迎えることはできません。
安倍降ろし勢力のヤジは気にすることはありません。

屈辱でも馬鹿扱いでもありません。
ネットのヤジ批判を信じる人こそが馬鹿です。

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今日の一言英単語

『tranquility』 トランクュィリティ

静けさ、静穏、平静。


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パキスタンがその会談にちょっと待ったぁ!米朝首脳会談合意至らず - 2019.02.28 Thu

すべてが順調に思えた米朝首脳会談ナンバー2 in ベトナム

しかし、28日、会談はキャンセル。
トランプ大統領は予定を繰り上げて帰国した。

今回初めて金正恩の声をメディアを通して聞いた。(予想外に声が低かった)
しかし、会談はキャンセルになってしまったのでもしものことを考えると
声を世間に聞かせたのはまずかったのではないだろうか?

何が原因だったのだろうか?

トランプ大統領は非核化が思ったように進まなかった、と言っているが
皆さんはHAARP開発で核なんて無意味なのはご存知と思います。

では、なぜいまだに非核化などと言っているのか?

それは核施設なんてのは表向きでウラン濃縮施設がメインなのでしょう。

原子力発電所を考えてください。
電気エネルギーを得るために、ウランから生まれる熱エネルギーを蒸気に変換して
さらに電気エネルギーに変換するという非能率的なことを何故しているのか?

それは、濃縮ウランを生産するときに莫大な電力がかかるから
同じ場所でやっているわけであり、真の目的は電力ではなく濃縮ウランです。

つまりインドの濃縮ウラン事業はアメリカの下請けであり、
パキスタンが今回の米朝会談の合意内容に異議があったのではないかと思います。
パキスタンは北朝鮮と繋がっているでしょうから。

パキスタン軍が自国領空内でインド空軍機2機を撃墜したのは27日。
これは首脳会談を意識してのことでしょう。
停戦ラインを超えた空爆は、1971年の第3次印パ戦争以来だそうです。

しかしなぜそんなにまで世界が濃縮ウラン産業に進出するのか?

それはこれから来るであろう地球規模の寒波にそなえて
膨大な熱エネルギーを貯蔵する必要があるからだと思います。

現在の科学では、熱エネルギーを得るには燃焼か核融合しか方法がないのでしょう。

二コラ・テスラが地球そのものがジェネレーターだ、
と言ったように、地球には電子が流れています。

電子は北極側から地球の内部を通り南極側から出て、宇宙空間を回り再び北極から入ります。

ちなみに、電子には磁石のように方向性はありません。
よく、乾電池に+-と表示されているので、方向があると思いがちですが、ないです。
電子の流れは密度の高い所から低い所へ移動することです。

つまり、以前は北極の磁場の方が密度が高かったのでしょうが、
すでに逆転した可能性があります。

逆に両側の磁場の電子の密度が均衡してしまうと電子の流れが鈍くなります。
今上天皇がおっしゃったように、平成は災害が多かったのは、
その時代、両極の磁場の電子密度が均衡していたということだと思います。

では逆転しているかもしれない今は?
もし逆転している場合は、南極側が密度が高く、
北極側に向かって電子が流れています。

その流れに伴い、気流が北極で上昇し、
そのまま冷たい気流が大陸に叩きつけられることでしょう。

北半球は大陸が多いです。
最近の類を見ない寒波はそのせいではないでしょうか?

ちなみに、都市伝説レベルの「地球がひっくり返る」ことはないと思います。
ポールシフトというのは地球がひっくり返ることではなく、
磁場の密度が変化することだということでしょう。

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今日の一言英単語

『allegation』 アリゲーション

証拠不十分の申し立て、主張、弁証


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レオ・ワンタ大使と「消えた27兆ドル」 - 2018.12.08 Sat

前回のレオ・ワンタ氏の話の続きになります。

前回の記事、『27兆ドルの男、レオ・ワンタ大使~ルーブル操作と崩壊』はこちらをクリック

スターウォーズ計画をご存知でしょうか?

宇宙に大量のミサイル衛星やレーザー衛星、早期警戒衛星などを打ち上げて、
ソ連のミサイルがアメリカに到達する前に破壊する防衛網を宇宙空間につくるという
戦略防衛構想ですが、通称スターウォーズ計画と呼ばれています。

1983年3月23日、レーガン大統領は演説でソ連の脅威を強調すると共に、
「アメリカや同盟国に届く前にミサイルを迎撃」し、「核兵器を時代遅れにする」
という⼿段の開発を呼びかけ開発を命じました。
ちょうど35年前の話です。

戦略防衛構想(Strategic Defense Initiative=SDI)
通称スターウォーズ計画

戦略防衛構想演説の要旨は以下の通りです。

助言者達との綿密な検討の末に、私は⼀つの道があると信じるに至った。
我々は今ここに、ソ連のミサイルの脅威に、防御的な手段で対抗するプログラムを開始する。
アメリカの安全が、ソ連の攻撃に対する報復によって保たれるのではなく、
戦略弾道ミサイルを、我々自身の、また我々の同盟国の国土に達する以前に迎撃し、
破壊できると知ったときに初めて、自由な国民は安楽に暮らせるのではないだろうか?

これは⼿強い仕事であり、今世紀の終わりまでには実現できないだろう。
だが、技術の進歩は努力を開始しても良いところまで来ている。
私は、かつて我々に核兵器をもたらした科学者達に、
その偉大な才能を人類と世界平和に向け、
それらの兵器を無効にし、時代遅れにするよう求める。

今宵、我々は人類の歴史の流れを変えることを約束する努力を開始する。
我々にはできるのだと、私は信じている。
この扉を開くために、あなた方が共に祈り、賛同してくれるよう願ってやまない。
(ウィキペディア引用)

演説の内容は、アメリカ国防総省高官にさえ前日まで知らされていなかったそうです。
核兵器による破壊の恐怖ではなく、核兵器を無力とすることで恒久的な平和を実現する。

HAARPの開発です。

冷戦時代、東西の緊張が高まるものの、核の均衡は相互確証破壊に基づいていました。
しかし、80年代にはソ連はすでに軍拡競争に応じる体力が残されておらず、
結局、軍拡路線を放棄し、1987年の中距離核戦力全廃条約を皮切りに
軍縮へと大きくシフトし冷戦終結します。

ルーブルは機能しなくなり紙切れ同然と化し、ソ連崩壊をもたらしました。
HAARPはレーガン大統領の演説のごとく「人類の歴史の流れを変えた」のです。
しかしレーガン政権下での軍拡政策が財政面での大きな痛手をもたらしたことも事実です。

スターウォーズ計画から35年、
冷戦終結、ソ連崩壊の裏で活躍したレーガン大統領専属のシークレット・エージェント、
レオ・ワンタ氏の後半ストーリーです。

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1989年ベルリンの壁崩壊、1989年マルタ会談、1991年ソ連邦崩壊、ロシア連邦成立。
その間アメリカはレーガン政権→ブッシュ政権(1989)→クリントン政権(1993)へと移り変わります。

1986年、ワンタ氏はシンガポールにあるAneko Creditという名の銀行に投資をしていました。
この銀行はもともと華僑の友人(この方も中国秘密結社の一員)の家族が所有していましたが
友人とワンタ氏が互いに50%の投資で新しいオーナーになりました。
友人の父親は中国の政治の中心にいて、シンガポールのリー・クアンユー首相とも近い存在でした。

そこに1992年、ブッシュ大統領がシンガポール滞在中にAneko Credit 銀行に現れます。
ワンタ氏もブッシュ大統領がオフショアで口座を銀行に持っていたとは知りませんでした。
この願わない対面に、ブッシュ大統領はワンタ氏に、銀行の資産の半分をよこせと要求したそうです。
それに対して友人はブッシュ大統領を侮蔑しました。

当時Aneko Creditの資産が8640億ドルですから半分の資産は4320億ドルです。
これが因果でブッシュ大統領が、
「自分が生きている間はレオ・ワンタは絶対に金を取り返せない!」と断言していたそうです。

それから2週間後、友人は亡くなりました。毒殺です。

ワンタ氏はダン・クエール副大統領にセキュリティーの強化を求め何通もの手紙を送り続けます。
そしてようやくマレーシアのスルターンの援助を受けシンガポールを脱出、
サンフランシスコで別の飛行機に乗り換えカナダのトロントの隠れ家に向かいます。

カナダの隠れ家で短い生活を過ごし、
レーガン政権の意志であったアメリカとソマリアの関係を築く準備をしていました。
レーガン大統領が退任した後も、ワンタ氏の「委任」は有効なのです。
ワンタ氏は「自分はレーガンの犬だ」と言ってますが、「犬」とは「スパイ」です。
日本と同じ表現です。

1993年春、ビル・クリントン政権下、ワンタ氏はソマリア大使としてスイス入りします。
スイスにはワンタ氏のAmeriTrust Societyという資産2500億ドルの会社が設立されていました。
その会社からワンタ氏のアイデアであるインフラ設備と米国債返済の
一石二鳥を掛けた鉄道資金として700億ドルを米国財務省へ、
さらに2億5000万ドルをヒラリー・クリントン氏、直々のリクエストによる
児童保護基金(Children's Defense Fund)へ導入する予定でした。
当時は世間もワンタ氏も児童保護基金がヒラリー・クリントン氏の
オフショアアカウントを抱えているとは知りませんでした。
当時はビル・クリントン氏が大統領でしたから、そのまま承諾したのだと思います。

1993年7月7日、児童保護基金へのファンドの書類や現金受け取りの為、
ビンス・フォスター大統領次席法律顧問がスイスのジュネーブに送られました。

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2億5000万ドルはすでにクレディ・スイス銀行から直接警備輸送で
フォスター氏に送っていましたが書類等のためワンタ氏と直接面会する予定でした。
ワンタ氏はジュネーブに滞在しているフォスター氏に会いに行く途中、
スイスの警察に逮捕されます。逮捕はアメリカからのリクエストでした。
(逮捕状は発付されていません)

理由は80年代、ウィスコンシン州の所得税を未納税だからだそうです。
しかしワンタ氏は85年以降海外にいたので国内の収入はありません。
さらに1992年に88年分の地方税の調整分をウィスコンシン州の州税当局に払っています。

ワンタ氏はスイスのローザンヌにあるウッドマーメット刑務所に拘束されます。
そして2週間後、ビンス・フォスター氏がバージニア州で自殺したというニュースを知ります。
フォスター氏はクリントン夫妻の長年の友人でした。

ビンス・フォスター氏はこちらをクリック

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1993年11月17日、
ワンタ氏はウッドマーメット刑務所から釈放され、アメリカに強制送還させられます。
ワンタ氏をスイスの拘束から自由にしたのはイツハク・ラビン首相の⼀通の手紙でした。
手紙は釈放⼀日前の16日に届いています。

1992年にイツハク・ラビン氏は2度目のイスラエルの首相に就任します。
同年にワンタ氏は和解の為にイスラエルとパレスチナ解放機構に
50億ドルづつ与える約束をしていました。(1993年オスロ合意)

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ところがウィスコンシン州で拘束中、海外にあるワンタ氏の口座が全て凍結しました。
そのため約束通りファンドを動かすことができず、95年にラビン氏は暗殺されます。

また当時1987年からのFBI長官であったウィリアム・セッションズFBI長官は
ビンス・フォスター氏が亡くなる⼀日前にビル・クリントン大統領にクビにされています。
2億5000万ドルの行方は不明です。

さらに余談ですが、このビンス・フォスター氏の事件の捜査をめぐって
特別顧問にミゲル・ロドリゲス氏を強制辞任させ、後釜に任命されたのが、
現在、トランプ大統領に任命されたブレット・カバノー連邦最高裁判所判事です。
(ビンス・フォスター氏を自殺ともみ消しました)

アメリカに強制的に帰国したワンタ氏はまず初めにニューヨーク州の裁判所に送致されますが
ニューヨークでは不起訴となります。その直後再逮捕されます。
もちろん逮捕状はなく、法律にのっとった逮捕ではありません。
そしてウィスコンシン州の刑務所へ送致されます。

1995年5月8日、ようやくウィスコンシン州で裁判が始まり、
3日の公判で懲役22年の判決が出ます。(普通はありえません)

ワンタ氏はウィスコンシン州の刑務所に約3年、オクラホマ州の刑務所に約5年、
合計8年以上も刑務所に服役しました。もちろん冤罪(えんざい)です。
2001年8月に仮釈放を許可されます。

ワンタ氏がスイスで逮捕された日、
ブリーフケースの中には180億ドル分の財務省証券が入っていました。
内戦が勃発し国土が分断され、
国民が飢えで苦しんでいるソマリアに導入するはずであった180億ドルです。
ムハンマド・ハジ・イブラヒム・エガル大統領の許可を得て
ワンタ氏はスイス銀行コーポレイションからソマリアが保持していた167トンの金塊を担保に
ファンドを組む予定でした。
スイス銀行コーポレイションは10%引きでソマリアの金塊を買おうとしましたが、
ワンタ氏はそれを断り、金塊を担保にしてソマリア政府の為にお金を借りようとしました。
その矢先にスイスで逮捕されます。

この180億ドルの存在はニューヨーク州の裁判では⾔及されていましたが、
ウィスコンシン州の裁判ではブリーフケースの中身のリストからは消されていました。
この180億ドルの行方も不明です。そしてその後のソマリアの運命もご存知の通りです。

仮釈放されたワンタ氏はまず、消された資金をどうやって探し当てるか?を考えました。
まず初めに自分が生きていることを世界に宣伝することにします。

レオ・ワンタ氏はスイスに134日間拘束された時、
「目的のない人生は意味がない」と悟ったそうです。
そしてその目的とは真実に基づいていないといけないということも。

2002年9月12日、
ジョン・アシュクロフト司法長官、ポール・オニール財務長官、ジョージ・テネットCIA長官を相手に
バージニア州で提訴を起こします。

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ジェラルド・ブルース・リー裁判官の判決は被告側に有利な判決でしたが、
以前ウィスコンシン州での裁判の時にトッテン・ドクトリンと大統領令12333発令のために
身動きの取れなかったワンタ氏は、今回のバージニア州での訴訟で自分の存在を告白しました。
そのため「法人会社を清算し国税庁に報告して税金の査定をするように」と
裁判官から判決を⾔い渡されます。

まずワンタ氏はリー裁判官の救済策通りに「法人会社の資産を売却し、
国税庁に税金を払って米国に送金する」ことを考えます。
それには米国ベースに送金を受け取る法人会社を設立しなくてはいけません。
ワンタ氏はCIAの友人に協力を頼みバージニア州にAmeriTrustという名の会社を設立します。
アメリカ政府は27兆ドルではなく代わりに4.5兆ドルという妥協案でワンタ氏と交渉します。
ワンタ氏も27兆ドルという身の危険を感じる天文学的な額を一生費やして政府と交渉するよりも
政府の提案した4.5兆ドルの妥協案の方が現実的と考え、
アメリカ政府と4.5兆ドルで同意書にサインしました。

2005年12月~2006年1月にジョン・スノー財務長官とアラン・グリーンスパンFBR議長は
ワンタ氏のSWIFTサインを確認しに中国を訪問しています。

ワンタ氏が中国人民銀行から4.5兆ドルをBank of Americaの
AmeriTrust 法人名義に送金したのは2006年5月です。
しかし、4.5兆ドルは米財務省の名で中国からバージニア州へCHIP送金され、その後、
勝手にバージニアからニューヨークのCitiBankのゴールドマンサックスの口座へ移されました。
しかしCHIPの受取人名はワンタ氏のままで送金されています。
つまり財務省の許可がないと4.5兆ドルをワンタ氏は動かすことが出来ません。

6月にスノー財務長官は辞任し、
ゴールドマン・サックス出身ヘンリー・ポールソン財務長官が指名されました。

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ちなみにワンタ氏の4.5兆ドルのうち1.5兆ドルは税金に支払われる予定でした。
この4.5兆ドルはすでにアメリカ国内にあるのです。
現在でもこの4.5兆ドルは凍結していてワンタ氏は諦めずに
国から4.5兆ドルの返還を求め活動を続けています。

レーガン大統領のシークレット・エージェントになったレオ・ワンタ氏は
レーガン大統領がこの世を去った後も鉄道建設というインフラ整備や
退役軍人省の立て直しに意欲を燃やしています。
それはアメリカ人としての愛国心とレーガン大統領に対する忠誠心です。
そして仲間や関係者が次々と殺され自分の命も何度も狙われたワンタ氏。
「後悔?」そんな暇はないそうです。

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おわりに、
日本語で「レオ・ワンタ」と検索しても「ワンタ資金」と、ひとくくりにされて
陰謀論程度しか検索結果が出てきません。
それでも日本でも⼀部の人たちには知られた名前だとわかりました。
陰謀論を拝見すると「ワンタ資金が米国に返還されたら米国は蘇る」とか
「影の政府、共産主義支配体制が崩れる」とか、これではまるで他力本願です。

実際は27兆ドルを「FRBが盗んだ」という単純な⼀枚岩ではないハズですので、
今回の話はあくまでもワンタ氏の視点から述べたものであり、
レーガン政権時のHAARP費用なども考慮すると、⼀枚岩ではないはずです。
しかも、ルーブル崩壊を可能にしたワンタ氏と為替取引をした
銀行のメンツを見ながら洞察していくのもひとつの楽しみではないでしょうか?


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今日の一言英単語

『Eagle One』 イーグル・ワン

レーガン大統領のコードネーム。


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27兆ドルの男、レオ・ワンタ大使「ルーブル操作と崩壊」 - 2018.12.07 Fri

第41代米国大統領、ジョージ・ブッシュ氏の国葬が5日、ワシントンDCの国立大聖堂で行われました。
まるで、旧体制の終焉にふさわしいようなイメージでした。
連邦政府機関は閉庁となり、ニューヨーク証券取引所も休場しました。

トランプ大統領はブッシュ・ファミリーをブレアハウスに招待しました。
そこで、きっとブッシュ・ファミリーから盛大な国葬へのお礼にヘルプを得たのでしょう。

今日、トランプ大統領は次期司法長官にウィリアム・バー氏を指名しました。

ウィリアム・バー氏はブッシュ元大統領政権下(1991-1993)で司法長官を務めた人物です。
ブッシュ元大統領の国葬が行われ、両党とも故人を尊重すれば、反対しにくいはずです。

ブレアハウス (Blair House) は、アメリカ合衆国大統領の賓客が宿泊する施設。
詳しくはこちらをクリック

冷戦終結に貢献し、1990年にイラクがクウェート侵攻した時、
イラク空爆「砂漠の嵐」作戦(1991)を開始し、
一時期、国内の支持率は90%に達した元ブッシュ大統領ですが、
その裏でクウェートの通貨に安定をもたらせ、
クウェート政府から感謝の手紙が送られてる人物がいます。

また、この人物は1986年の「エドゥサ革命」にも関わっています。

今回は冷戦終結、ソ連崩壊の裏で米GDP以上の額である約27兆ドルをつくった
レーガン大統領専属のシークレット・エージェント、レオ・ワンタ氏の話を紹介します。

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Emil Lee Wanta(エミル・リー・ワンタ)は1940年米国ウィスコンシン州生まれ。
父はポーランド移民、母はアイルランド/ノルウェー系移民。
小さい時からカトリック教育を受け、
若干15歳でアレクサンダー・ウィレイ(ウィスコンシン州上院議員)に紹介されます。

ワンタ氏はどもる癖がありましたが前向きな姿勢に上院外交委員でもあるウィレイ氏は好感を持ちます。
ウィレイ氏はミルウォーキーにあるジョン・バーチ協会という政治団体で
ワンタ氏をアルバイト員として働かせます。
主に雑用ですが、FBIのメッセンジャー的な仕事もこなし、これがワンタ氏の最初のFBIの仕事になります。

ウィレイ氏はワンタ氏の才能を見抜き、母親にどもりの改善を口実に
ワンタ氏を16歳でデール・カーネギー・トレーニング(学校)へ送る許可を求めます。
その後はFBIのカバーとして保安官や消防員などの任務の経験、MITでエンジニアの技術を身につけています。

また、ワンタ氏は20歳の時に車のドアの内側に小さなライトを装置させ、特許を獲得しています。
60年代にはまだ車のドアの内側にはライトは装置されておらず、
夜中、車から降りた時に水たまりに気づかずスエードの靴が台無しになり
履いていた白い靴下に色がついたところを母親に怒られ、そこから問題解決のアイデアを得たそうです。
つまり、若い時から問題解決の能力に長けていたのです。
そして合理的で数字にも強い頭脳が後にワンタ氏をソ連崩壊の裏で活躍させます。

第40代米大統領がロナルド・レーガン氏に決まるとウィリアム・F・スミス司法長官(1981-1985)によって
ウィリアム・コルビー(CIA長官1973-1976)とビル・ケイシー(CIA長官1981-1987)を紹介されます。
1981年にレーガン政権誕生、冷戦終結のための秘密プロジェクトを開始。
ビル・ケイシー氏はレーガン大統領に指名されたCIA長官です。
ワンタ氏は後に大統領直の委任を受け、
トッテン・ドクトリンにより大統領専属のシークレット・エージェントに任命されます。

The Totten Doctrine(トッテン・ドクトリン)
トッテン・ドクトリンは1875年の米国最高裁判所の判決から来ています。
アメリカ南北戦争時代、リンカーン大統領が雇ったスパイ(ウィリアム・ロイド氏)との間の口頭契約に対し、
詳細を公開すると政府に不利を及ぼす可能性があるため、司法管轄がロイド氏を追求できませんでした。
以来、米大統領は専属のスパイを口頭契約で雇うことができ、ホワイトハウスの参謀を通さずとも
直に「委任」を与え専属スパイの身を保障することが出来ます。

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余談ですがジョージ・H・W・ブッシュを副大統領に選ばないとレーガン大統領は就任出来なかったそうです。
専属占星術師がいたことで有名なナンシー・レーガン夫人はCIA出身のブッシュを信用していませんでした。

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まずワンタ氏は国防総省(ペンタゴン)の予算から1500億ドルのシードマネー(種銭)の許可を得ます。
冷戦にかかった費用が6兆ドルなので、
1500億ドルで血を⼀滴も流さず片付くのならバーゲン価格だったそうです。
そしてワンタ氏は6か月以内にファンドの1500億ドルを米国財務省に戻すことに成功しています。

1988年にワンタ氏はオーストリアのウィーンで法人会社を設立します。
ウィーンは地理上東側にあるものの、第⼆次世界大戦後の冷戦時代にあっても
国際政治上微妙な位置にあり、いわば無法地帯です。
またシンガポール、香港、カナダ、マレーシア、フィリピン、スイスにもペーパー・カンパニーを設立します。

その無法地帯ウィーンの会社を通し、ありとあらゆるルーブルファンドをワンタ氏は
破格値のレートで(1ドル=26~28ルーブル)買い占めます。
膨大なルーブルをオランダ支店のブリンクス会社(警備輸送会社)に送り、
落ち着いた後にシンガポールの口座に送ります。

ナショナル・ウエストミンスター銀行(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの傘下銀行)や
UBS(スイス)がワンタ氏のルーブルと取引します。
こうした為替操作で1500億ドルのファンドは20%の利益を上げました。

そして為替操作だけではとどまらず、ABNアムロ銀行(オランダ)を通し、
良いクレジットを発行している銀行を数社選び、
10年のバンク・ギャランティ(支払保証書)を7.5%の利子で買い漁ります。
当時のクレジットカードに対しての銀行利益は18~20%でした。
初めからクレジットなどの目的のないワンタ氏は先回りをして66~68%の値でABNアムロ銀行を通して
色々な銀行商品である10年支払保証書を買います。(当時欧州ではできたそうです)
そして66~68%の値で買った支払保証書をNatWestなどの銀行に88%~92%の値で融資、または売ります。

こうして1億ドルの取引に対して2000万ドルの利益を上げる操作を約⼀か月間四六時中繰り返し、
このような金融操作で最終的に31兆ドル以上の額を生み出しました。
そして6か月後にはファンド基の1500億ドルを米国財務省に返済しました。

しかしこのサクセス・ストーリによりワンタ氏がアメリカ政府の好ましくない存在になったことは必然です。
なぜなら27兆ドルに35%の所得税をかけると9兆ドル以上、
つまり当時90年代前半の米国債は5兆ドル以下ですから国債を余裕で上回ってしまいます。

さてソ連はIMFに加盟することを視野に入れるとワンタ氏のもとに集まった大量のルーブルを
安定化させないと激しいインフレーションにみまわれます。
当時は固定的為替相場制だったため、ワンタ氏はソ連の中央銀行が決めた基準の
$1.20=1ルーブルの取引のつもりでいました。
ところがソ連が取引に応じたのは基準の$1.20よりも12セントも低い$1.08でした。

シンガポールの大使館でワンタ氏はソ連の大使と為替のレートで派手に揉めますが、内心笑ったそうです。
何故なら、1ルーブルを26~28セントで買っていたからです。
また、本来の目的は金儲けではなく「ソ連解体」だったので、
ワンタ氏は$1.08/ルーブルでソ連の中央銀行と取引しました。とにかくルーブルを流通させるためです。

ワンタ氏はソ連からルーブル建てで借りている国々にワンタ氏独自のバーゲン値でルーブルを売ります。
ルーブルの債務を抱えている国々は喜んでワンタ氏からルーブルを買い、ソ連へ債務を返済します。
ソ連は固定的為替相場制で当時$1.20と決めていましたがワンタ氏の独自為替ルートを使って
外国から大量のルーブルがソ連に再流入します。するとルーブルは変動しざるえません。
これが最終的にルーブル崩壊へと導きます。
ルーブルが変動し、ソ連は急激にコアな現金が必要となります。
そこでソ連の中央銀行はワンタ氏に2000トンの金塊も金相場よりも安くドルで売りつけました。
この2000トンの金塊はシンガポールに送り12.5㎏のゴールドバーに再溶融し、スイスに備蓄します。

のちにソ連の所有していた2000トンの金塊の存在を知らなかった⼀部のアメリカの政治家たちからも
ワンタ氏は恨みを買われることになります。

ワンタ氏はトッテン・ドクトリンに基づきレーガン大統領直に雇われたエージェントですので
米国に雇われていたわけではありません。⼀般米国市民です。
米国が派遣したスパイであればすでにソ連で殺されていたことでしょう。⼀般米国市民だからこそ
ゴルバチョフ書記長、エリツィン氏、プーチン氏といった大物たちとモスクワで会うことが出来たのです。
さらに、1990年のソ連崩壊の同意書にはソ連はワンタ氏から経済救済のため500億ドルを受け取り、
さらにレーガン・ミッテラン協定の300億ドルをアメリカから受けとるはずでした。

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やはりソ連解体を目的としたとはいえ、ルーブルを崩壊させ⼀般市民を混乱させたのは
ワンタ氏が深くかかわっているので経済救済のためソ連に500億ドルを導入させたかったそうです。
さらにアメリカはワンタ氏の500億ドルとは別にソ連へ300億ドルの出費を
レーガン・ミッテラン協定で同意しています。(これは未支払だと思います)

さらにそのソ連崩壊の同意書にはアメリカはロシアとウクライナの間には干渉しないということも
含まれています。その同意を破ったのはその後のアメリカ政権です。
これは、以前の記事に書きました。

さて、アメリカのスパイがこうして国内外にペーパー・カンパニーを設立することは
レーガン大統領の大統領令12333発令(1981年)で合法です。
もちろんソ連解体の目的があったからです。
しかし現在は大統領令12333発令に保護されスパイ目的の口実で設立された法人会社は
世界中にざっと5000社ぐらいあるとされています。
そうした会社を通して麻薬やマネー・ロンダリングといった悪用をしているのも事実です。
10社以上抱えていたワンタ氏が合計27兆ドルをたたき出したのなら、
この5000社では⼀体いくらの合計金額になるのでしょうか?

長くなりましたので、次回に続く。

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今日の一言英単語

『facade』 ファサード

建築物の正面部分(デザイン)。
外見。(しばしば実体よりりっぱな事物の)見かけ。


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ロシアとウクライナ間の緊張 - 2018.11.29 Thu

数日前、ウクライナ艦船がロシア海域に入り、ロシア警備艇の停止要請に応じることを拒否したため、
海上での衝突が発生し、ロシアがウクライナ艦船3隻を拿捕(だほ)しました。

ポロシェンコ大統領は27日、両国間での「全面戦争」の脅威を警告し、
ロシアが国境地帯で軍事的プレゼンスを急速に高めていると
ロシア政府を厳しく非難しました。

一方、プーチン大統領は28日、ロシアによる拿捕の正当性を主張、
ウクライナ政府によって計画された「挑発」だったと述べています。

トランプ米大統領はアルゼンチンで予定していたプーチン大統領との会談を
問題が解決しない場合は中止するとツイートしています。

冷戦終結、ソ連崩壊の裏で結ばれた同意書には
アメリカはロシアとウクライナの間には干渉しないということも含まれていました。
その同意を破ったのはその後のアメリカ政権です。

ビクトリア・ヌーランド米国務省国務次官補(欧州・ユーラシア担当)の父方の祖父は
ロシアから移民したユダヤ人ですので、ネオコン⼀家でしょう。
50億ドルをウクライナの民主主義支援(クーデター)の為に資金援助しています。
ヌーランド氏は国連によるウクライナへの介入を支援し、
彼女の意にそぐわないEUを「f●ck EU(EUなんか、くそくらえ)」と侮蔑する発⾔をしています。
さらに、ヌーランド氏はヒラリー・クリントン国務長官の公式代弁者でした。

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なぜ、ロシア・プーチン大統領はいつも悪人呼ばわりなのでしょうか?

ちなみに余談ですが去年、FOX NEWSのベテラン司会者、ビル・オライリー氏が
トランプ氏とのインタビュー中、プーチン大統領を「殺人鬼」と比喩し、
ロシアから謝罪を求められました。

しかし、彼のプライドからか、謝罪は認めませんでした。

そして、今年4月には突然、セクハラ疑惑であっという間に言い訳する間もなく、
「降板」という形でFOX NEWSを去りました。笑

プーチン大統領はロシア人からかなり高い支持率を得ています。(任期は2024年まで)
彼のビジョンは「強いロシアの再建」です。

つまり、プーチン大統領が現在のロシアの國體といっても過言ではありません。

putin.jpg

國體(こくたい)とはその国のコアであり、在り方です。
それには、社会的、文化的、政治的、宗教的、教育的、
すべての分野から総合的に見た国のあるべき姿の事です。
また、各地域、国家によって國體は異なります。

しかし、国を政体と國體に分ければ、政体は表の顔ですが國體は裏の要です。
わたしたちが常に見ているのは表の政体であって裏の國體は時々表に出てくる時もありますが、
通常、お目にかかるチャンスはありません。なので、洞察で見るしかありません。
だから、「物的証拠がないから認めない」こんな考えではこれからの時代の変化に対応できないでしょう。
現在、世界情勢が目まぐるしく動いているのも、裏が動いているからです。

彼ら國體勢力は私情や私欲で動きません。

私たち流に言えば、彼らは「必殺仕掛け人」!
時代を読む、歴史シャーマンなのです。


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今日の一言英単語

『Military Industrial Complex』 ミリタリー・インダストリアル・コンプレックス

軍産複合体。


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グローバリズムの終焉 - 2018.11.17 Sat

アメリカの建国の⽗は「ジョージ・ワシントン」です。
もちろんフリーメイソンのメンバーであったことは有名ですが、軍人です。

さて、アメリカはこれまで「強いアメリカ」=「軍事力」を世界に⾒せつけてきました。
スーパーパワーと⼀度は聞いたことがあるかと思います。

世界の警察が良いのか悪いのか分かりませんが、
第二次世界大戦後、世界は
「アメリカを盟主とした資本主義・自由主義陣営」と、
「ソ連を盟主とする共産主義・社会主義陣営」との対立構造を保ってきました。

しかし、ソ連が崩壊するとパワーバランスが崩れ、アメリカが唯一の超大国になり、
世界の経済は資本主義経済へとグローバル化が進行しました。
(冷戦を第三次世界⼤戦と位置づけても良いと思います)

この冷戦の終結は、ルーブルがすでに紙切れと化していたので(ほかにも⼤きな理由がありますが)
レーガン大統領のもと、ゴルバチョフ大統領が100億ドルで表舞台から去るという条件で⼀切、
血を流さないクーデーターが工作され、ソ連崩壊に至りました。(現在、サンフランシスコにいるそうです)
一生護衛付きの生活を強制されるには、やはりそのくらいのお金が必要なのでしょう。

ソ連崩壊当時、プーチン大統領は皆さんもご存知の通りKGB職員でしたが
その後、GRUに昇進しています。

putin_coldwar.jpg

GRUとは旧ソ連時代から存続している組織で、ロシア連邦軍参謀本部情報総局の略です。
現在のGRU長官はイゴール・コロボフ氏で、2016年にプーチン大統領に任命されています。
(その前の長官はイゴール・セルガン氏ですが、レバノンで突然死を遂げています)

GRU=Glavnoye Razvedyvatelnoye Upravleniye(GRU:英語の発音”グルー”)

余談ですが、プーチン大統領の出身地、サンクトペテルブルクはロシア帝国の首都でした。
この都市は「北のヴェネツィア」と比喩されるほど、運河が縦横に巡る美しい街並みだそうです。
(西郷隆盛も偽装死後、サンクトペテルブルク経由で欧州入りしているそうです)

1703年以来、ピョートル一世にちなんだ名を保っていましたが、
ロシア革命によりソビエト連邦が成立すると、1924年よりレーニンにちなんで
レニングラードと改称され、この名称が半世紀続きます。

そして1991年、ソ連崩壊後、ロシア帝国時代の現在の名称に再び戻ります。
この、ロシア帝国の首都、サンクトペテルブルクの名前の変遷は非常に重要な意味を持つそうで
その時にプーチン大統領が深く変遷に関与しています。(当時GRUで副市長・笑)

dupty_mayor_putin.jpg

話をアメリカに戻しますが、近年、グローバル化が進み、企業は安いコストを求め海外に進出、
または安い労働力を確保するため政府は不法移民を正当化してきました。
これを推進してやってきたのがアメリカの民主党なのですが、
このグローバル勢力がついに国家権力を超えてしまったため、アメリカ国民も目が覚めてきたようです。

2016年米大統領選前にVerizon(電話会社)の社員がストライキを起こしたのは記憶に新しいです。
Verizonの40%をフィリピンに移すことになったからです。

verizon.jpg

グローバル化の結果、アメリカの中間層が落ちて富裕層と貧困層の極端な⼆極化が進みました。
この⼆極化というのが、コミンテルン(国際共産主義)の得意とするところだと思います。
貧困層は被害者妄想にとりつかれ、社会主義に走ります。現在の若い学生なんかがいい例です。

そう、軍産複合体とか、陰の世界政府、ディープステートとかいわれるのは、
この地下に根付いているコミンテルンが背乗りした姿なのです。

しかし、こういった双分制という裏表のあるシステムは世界中で採用されています。
この双分制は古代社会が一般的に用いた社会構造でスキタイ、つまり騎馬民族の古代システムです。
なので、裏の世界があって当然と言えるわけです。

そしてその裏の勢力に沢山の国際金融連合が寄生し、表の政体よりも巨大化したことを恐れ、
アイゼンハワー大統領が忠告しました。それは裏表のバランスが崩れ始めたからでしょう。

speech_military_complex.jpg

そして、2016年11月。第45代アメリカ大統領にドナルド・トランプ氏が選ばれました。
まず、彼の身の回りを軍人で固めました。
それは、軍部門は近年のグローバル化で場所がなく端っこに追いやられていましたが、
それでも唯一健全に機能していたからです。

弱肉強食というグローバリズムの時代が終わりました。
それは、ある一部の人間の私益が行き過ぎたため、この世が行き詰ってしまった、
また、そういう時代の変換に差し掛かったのかもしれません。
この有限の世界で人類が成功するには互いにバランスを保たなくてはいけません。

世界情勢を見てもわかるように目まぐるしく変化が起きています。
今は摩擦もありますが、日本も戦後70年、そろそろ「目覚める」時でしょう。
でないと、国が無くなります。
そのため現在、色々な角度から日本の精神復興や歴史の見直しの動きがあります。
そこで、その復興の波に乗れる人・乗れない人と分かれるのではないでしょうか?
すべては波動で良くも悪くも広がりますから。


☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

今日の一言英単語

『Doctrine』 ドクトリン

ドクトリンとは、政治、外交、軍事などにおける基本原則を指します


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プロフィール

政治マニアっ子

Author:政治マニアっ子
埼玉県生まれ。高校留学を経て、ペンシルバニア州にある州立大学卒業後、ニューヨークに移動、バイヤーの職に就く。9.11テロ事件後、犬のブリーダー(シェパード)トレーナーとして起業の道を歩む。渡米歴20年以上。趣味は映画鑑賞、読書。特技は犬の心理を読むこと。語学は英語の他にスペイン語も。自分が本当に伝えたいことを伝えるブロガー。電子書籍も好評です。

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