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2019-10

消えゆく「コロンバスデー」 - 2019.10.09 Wed

アメリカの祭日に「Columbus Day(コロンバスデー)」があります。

1492年10月12日にクリストファー・コロンバスによる
アメリカ大陸への発見および到着を祝う祝日ですが、
アメリカでは12日に直近の月曜日が祝日になりますので、
今年は10月14日になります。

しかし最近では私の子供が通う学校でも
コロンバスのアメリカ大陸発見によって
たくさんのネイティブアメリカンが殺されたと習います。

また、コロンバス・デーを認めない州もあります。
認めない州ではコロンバスデーは州公式休日になりません。

そしてなんと、今年から私の子供の学校でもコロンバスデーが休日にならなくなりました。
うちの地区の自治体だけ、というわけでもないと思いますので、
ニュージャージー州もコロンバス・デーを認めない州になったのかもしれません。

クリストファー・コロンバス。
彼はイタリア人探検家と紹介されていますが、
実際は探検家ではなくローマ教皇の弁護士であったと聞きます。
また、残されている肖像画は全て本人の死後に描かれたもので、
今となってはコロンブスの真の素顔を知る術は無いそうです。

レオナルド・ダ・ヴィンチの日記の中に
「ジェノヴァ人の船乗りと地球について話す」という興味深い記述があることから、
両者の間に面識があったのではないかという説があるそうですが
十分可能性はあるかと思います。

レオナルド・ダ・ヴィンチもメディチ家によるプラトン・アカデミアというサークル出身であり、
コロンバスも10代のころから父親の仕事の関係で航海の経験があり、
地図製作に従事していた弟と一緒に地図作成や売買をしていたそうです。

vintage-compass.jpg

興味深いのはニューヨークにコロンバスサークルという円形広場があるのですが、
中心にコロンブスの像があり、広場の周りを車道が取り囲む円形交差点になっています。

この像は、イタリアの彫刻家Gaetano Russoの手になるもので、
1892年にコロンブスのアメリカ初渡航400年周年記念のひとつとして、
イタリア語新聞 Il Progresso 基金により建立された。
大理石製のコロンブス像が70フィートの高さの花崗岩の柱の上に立っている。
柱はコロンブスの船ニナ号、ピンタ号、サンタマリア号のレリーフで飾られている。
台座には、地球儀に左手を置く天使が添えられている。
(ウィキペディアより)

そしてちゃんと土台が八角形になっているのです。

Columbus_Circle_NY1907.jpg
1907年頃のコロンバス・サークル


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キム・カーダシアンの矯正下着「KIMONO」事件 - 2019.07.03 Wed

先月末にアメリカのセレブ、キム・カーダシアンさんが
自分の手掛ける矯正下着のブランド名を
「KIMONO」として商品登録の手続きを進めていました。

海外には「OBI ベルト」とか「Kimonoスリーブのドレス」とかありますので
着物のように、などといった説明であればいいですけど
「商品登録」はトレードマークですからでやめるべきであると思います。

もちろん日本や海外から非難が殺到したらしいですが、
彼女は初め商品登録をやめるつもりはありませんでした。

彼女は親日らしいですが、これはきっと起業家としての野心だったのでしょう。
ところが、昨日あたりに突然ブランド名を変更すると発表しました。

これはどこからか上からの指示であったと思います。
もちろん京都の門川市長や世耕経済産業省大臣が
「ブランド名としてのご使用についてお考え直しいただきたく存じます」
と、呼びかけたらしいですが、その京都市長さんの線ではなく
もっと違う線からの「令(うながし)」であったのではと思います。

令とは促す、つまり命令という強い意味ではなく、本来は促すことで
「令和」の令は和を促すということだそうです。

もちろん和は聖徳太子の「和を以て貴しと為す」ですから
単純に「仲良くしましょう」や「調和」という
悪く言えば「妥協」などといった意味合ではありません。

互いの違いを尊重し、認め合うことです。
その中で落としどころをつけていけということであります。

時間をちょっとさかのぼると、7月1日に両陛下はトルコ大統領夫妻と懇談してます。
その時皇后陛下は着物姿でトルコ大統領夫妻をお迎えしました。
あの時は「おおっ!」と思いましたが、意味あっての事であったと思います。
伝統文化は国の宝です。
なんでも混ぜればいいってわけでもないと思います。

kimono.jpg
エルドアン大統領夫人のエミネ夫人もヒジャーブを着用


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今日の一言英単語

『Limbo』 リンボー

キリスト教では「辺獄」という意味だが、
口語表現では「天国でも地獄でもない場所」「忘却のかなた」
キリスト教での辺獄の意味はこちらウィキペディアをクリック

映画インセプションで主人公の奥さんが
潜在意識の世界にとらわれていましたが
あの世でもこの世でもない忘却のかなた、まさにあれが「リンボー」であります。



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春は近い!?グラウンドホッグ・デー - 2019.02.02 Sat

2月に入りました。

2月はまだ厳しい寒さが続きながらも春の兆しが見える時期。
春の一番花である梅が咲き始めるので、2月の誕生月の花は梅だそうです。

と、言いながらすでに先月梅が咲いた地域もあったみたいです。(静岡でしたかな?)

こちらアメリカは五大湖周辺の地域はものすごい寒波でした。

なんといっても南極圏より寒いなんて、聞いたこともないような寒さで想像を絶しますが
今週末には気温も上がって普通の寒さに戻るそうです。

冬至も過ぎ、日の入りの時刻もだんだんと遅くなり、夕方の犬の散歩もしやすくなりました。

昔の人が冬至を、陰極まって陽に転じる、として
また、太陽の復活を願って祭った気持ちがよくわかります。

アメリカのペンシルベニア州にある小さな町、パンクスタウニーでは
毎年2月2日に「グラウンドホッグ・デー」があります。

punxsutawney-phil-ground-hog-day.jpg

この恒例行事がパンクスタウニーではじまったのは1887年からだそうですが、
グラウンドホッグ(動物)を使った春の到来を予想する天気占いで、
冬眠から目覚めたグラウンドホッグが自分の影を見れば(晴天)驚いて巣穴に戻ってしまうため、
「冬はあと6週間は続くだろう」と、占われ、
影が見えない場合は(曇・悪天候)「春は間近に迫っている」と占われます。

この行事が有名になったのは、ビル・マーレイの映画「恋はデジャ・ブ」のお陰ですが、
発祥については、ペンシルバニア州のドイツ系移民の記録が最も古く、
ドイツやオーストリアでは2月2日の聖燭祭のアナグマを使ったの気象伝承の風習が存在したので、
ドイツ語圏移民がペンシルベニア州に来て、他の冬眠動物に代用されたと考えられている。

しかし、アイルランドの伝承にも、聖ブリギッドの祝日(聖燭祭と同日)に
冬眠から出てきたハリネズミの気象予言があり、
これが米国のグラウンドホッグデーの起源になったのと意見するケルト学者も存在する。
(ウィキペディアより)

で、気になる今年のグラウンドホッグ・デーの結果は?というと、春は近いそうです。

ちなみに、このグラウンドホッグは「フィル」という名で、過去何匹も襲名していることでしょう。




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今日の一言英単語

『Pennsylvania Dutch』 ペンシルベニア・ダッチ

17世紀から18世紀にかけてドイツ語圏からアメリカ合衆国に移住した人々の子孫(ゲルマン系ドイツ系移民)
この場合の「ダッチ」はオランダ人ではないです。


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謹賀新年 - 2019.01.01 Tue

あけましておめでとうございます

どうやら新年号は四月に公表するそうですね。

「メタモルフォーゼ」という言葉をご存知ですか?
工藤静香の曲にもありましたけど(いつの時代?)
変化・変身と言う意味です。

例えば、さなぎが蝶に羽化する感じです。

みなさんも1年を振り返ってみていかがでしたでしょうか?

私は一年前のこの時期と比較して、
今現在いる位置は「思考的」にも随分違う位置にいるように思えます。
これを「進化した」というのではないでしょうか?

これも「とある方」の下で「洞察する」ということを学んでいる賜物でしょう。
人生に一つ楽しみが増えた感じです。ありがとうございます。

さて、そんな感じで、5年、10年前までさかのぼってみると、
みなさんも心の変化をしているはずです。

考え方や思想、行動が5年、10年前と比べて変わっていませんか?

「10年」と書くのは簡単ですが、 大きな時間の塊ですから
世の中には、災害に巻き込まれた方もいることでしょう。

(余談ですが2018年の世相を1字で表す漢字が「災」だったそうで、、、
これはもう、「天変地異」と陛下の「譲位→上皇」をかけ合わせているのでしょう)

子供だって10年あれば成長して学校に行き
自我を持って、 心には様々な欲が出てきます。

もしあなたが、変化したくないと心に鍵をかけるなら、
それは自然の流れに逆らうことになります。

何も変わらないのは、 維持ではなく停滞です。

フランスの哲学者でジャン・ポール・サルトル(1905-1980)
という実存主義思想の哲学者が書いた「出口なし(No exit)」 という戯曲があります。

一室に閉じ込められたわけありの過去を持つ3人。
互いの過去を語り合いながらも、 理解し合えない彼らは、
死ぬこともできず、 出口のない密室でお互いを苦しめあう。

というストーリーですが、
話の途中で一度、 ドアが開く場面があるのです。

しかし、あんだけ密室から出たくて苦しんでいる3人は
ドアが開いても、そこから出るのを拒否したんです。

つまりサルトルが言いたい皮肉は、
人間は変化を望んでいないんですね。

未知の世界は恐怖が伴うからです。

でも、逆に考えれば、
多くの人が変化を望んでなくて立ち止まりたいからこそ、
進化を望む者にはチャンスが生まれます。

このチャンスこそ、自分の今後の10年を変える可能性ではないでしょうか?

sartres.jpg

今年も引き続きこちらのブログを頑張って更新していきたいと思います。
本年も変わらぬご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。
平成31年 元旦


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今日の一言英単語

『existentialism』 イグジステンシャリズム

実存主義。サルトル以外で有名な実在主義者はフリードリヒ・ニーチェ


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クリスマスが無事終了 - 2018.12.26 Wed

お久しぶりです。

最近はみなさんネットでクリスマスプレゼントを購入する人が多いので、
あまりデパートやお店が以前のように混雑することもなくなってきているように思います。

しかし、ネットの普及で子供たちも早い時点でサンタは親だった、
という情報も得てしまっています。

それでも、今年は一段とサンタの由来は「セント・ニコラス」と、テレビでも学校でも教えていました。

なぜか?
それは、「現代版サンタ(入れ墨が入った)」や「スキニー・サンタ(スキニーパンツをはいたサンタ)」
さらには「なぜサンタは男でなくてはいけないのか?」と、
リベラルの動きを感じ取っているからです。

modern_santa.jpg

銃規制の話ではないですが、情報戦です。
先手必勝、サンタの伝統を維持するために今からセント・ニコラス由来という楔を
しっかりと打ち込んでおこうとしているのだと思います。

リベラルに「女のサンタがあってもおかしくない」とか「サンタは中性」と叫ばれるぐらいだったら

「サンタは北極に住んでいて一年に一回、世界中の子供たちにプレゼントを配る」
という商業化されたサンタより、

「サンタの由来はセント・ニコラスでオランダ人が持ち込んだ」という
現実を選んだのでしょう。

実際に息子の小学校ではちゃんとサンタはセント・ニコラス由来と教えていました。

さて、クリスマスは家族と過ごしましたが、
義理の家族は60年代にカストロに追い出されたキューバ人です。

キューバ人が集まると、絶対カストロの話が一回は出ます。(笑)

今回はじめて知ったのは、カストロ兄弟って異父兄弟だったということです。
知りませんでした。
しかし、これはあまり言ってはいけないそうです。

道理であまり顔も雰囲気も似てない二人だな、とは思ってましたが納得です。

弟のラウール・カストロの父親は中国人系だそうです。
(キューバは中国人多し)

fidel_raul_che.jpg

フィデル・カストロ(左)、ラウール・カストロ(中央)、チェ・ゲバラ(右)

ではまた次回。


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今日の一言英単語

『heritage』 ヘリテージ

先祖伝来のもの、遺産、伝統


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アメリカの12月の行事 - 2018.12.03 Mon

1年の最後の月である12月に入りました。
少しずつ年末に向けて忙しくなってきているかと思います。

こちらアメリカではユダヤの行事のひとつ、ハヌカ(Hanukkah) が始まりました。
今年のハヌカは12月2日の夕方に開始し、12月10日の夕方に終了します。

ハヌカはユダヤ暦の第9月、キスレーウに8日間祝うので、
毎年日付が違いますが、通常12月(または11月)になります。

ハヌカとはユダヤ教の年中行事の一つで、
マカバイ戦争(紀元前168年 - 紀元前141年)時のエルサレム神殿の奪回を記念する祭りです。
神殿を占拠したギリシア軍は、神殿の燭台(メノラー)を点す油の壷をみな汚しました。
しかし神殿解放の日、やっと1つの油壼が大祭司の封印のまま見つかったのです。
油はわずか1日分にも満たなかったのに、点火してみると何と8日間も燃え続けたそうです。
この奇跡を記念して祭日とされたそうです。なので、光の祭りとも呼ばれています。

ハヌカのお祝いにまず欠かせないのは燭台です。
8枝(台)ともう1つのろうそくをつける台がついていて、9本の台がある燭台です。
これはハヌキヤと呼ばれます。そして、ろうそくを毎日一本ずつ点火していきます。
つまり、ハヌカは8日間のお祭り行事になります。

実はハヌカは特別盛り上がる行事ではなかったのです。
しかし、クリスマス時期、街中が赤、ゴールド、グリーンといった派手な色で染まり、
アメリカの大半の子供たちが一斉にプレゼントをもらうのをユダヤ人たちが見て、
ハヌカに関心を寄せるようになりました。
最近は8日間、親が子供たちに何か小さなプレゼントするようになったそうです。

ちなみに余談ですが、彼らは噂通り、クリスマスの日には中華の出前とるみたいです。
だって、クリスマスに開いてるところは中華料理店ぐらいでしょうから。。。

では、クリスマスは?というと、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭ですが、
実際に12月25日が誕生日だと特定する記述は新約聖書のどこにもありません。
12月25日の生誕祭は、遅くとも345年には西方教会で始まっていたそうで、
ミトラ教の冬至の祭を転用したものではないかと言われています。

最近はずいぶんクリスマスも商業化してますので、感謝祭の方が好きだと言うアメリカ人も多いです。
ちなみに最近のアメリカの統計では神を信じないという無神論者が2割もいるそうです。
つまり、ちょっと風が吹けば共産主義に走る確率の高い人たちが2割もアメリカにいるということです。

そして世界中で愛されるサンタクロース。

サンタクロースの由来はセント・ニコラスという聖人からです。
セント・ニコラスは社会の弱者、貧しい者の味方、航海の守護聖人、商人の守護聖人、
そして子供達の守護神と言われています。

彼にまつわる伝説は多々ありますが、有名な話は貧しい家庭の3人娘の話があります。

貧しさのあまり3人の娘を身売りしなければならない家族の存在を知ったニコラスは、
真夜中にその家を訪れ、窓から金貨を投げ入れました。
このとき暖炉には靴下が下げられていており、金貨はその靴下の中に入り、
この金貨のおかげで家族は娘の身売りを避けられた、という逸話が残されています。
この逸話が今日における子供達が、靴下(ストッキング)に贈り物を詰めてもらう習慣になっています。
(正教会系の国では、セント・ニコラスの祭日は12月6日です)

しかし何故、この聖人が真っ赤な服に帽子を身につけたサンタクロースに変身したのでしょうか?

ニューヨークは元々、オランダ人の移民によって始まった土地です。
1804年にニューヨーク歴史協会が設立され、
メンバーに作家のワシントン・アーヴィング氏が含まれていました。

設立した年のセント・ニコラスの日に、アーヴィング氏は
「ディートリッヒ・ニッカーボッカーによるニュー・ヨークの歴史」という本を出版しました。
そして、オランダ人移民がセント・ニコラスの像を持ち込んだこと、
最初に立てた教会をセント・ニコラスに捧げたこと、
セント・ニコラスの日を祝う習慣があったことなどが書かれています。
この本がセント・ニコラスからサンタへの第一歩となりました。
セント・ニコラスはオランダ語では「シンタクラース」となり、これがサンタクロースの語源です。

ちなみに、このアーヴィング氏の「クリストファー・コロンブスの生涯と航海(1828)」が出版されてから
大航海時代以前の人々が地球平面説を信じていたという誤解が広まったらしいです。
しかし、宝珠にみられるように、すでに中世では球体説を支持していました。
「コロンブスの世界一周航海によって地球平面説が反証された」という近代に生まれた誤解は
もしかしたら大航海時代の真の目的を隠して近代に情報操作しておきたかったのかもしれません。
それにしても、こう言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、
「文字」というのは偽史を正当化するために発明された道具なのでしょう。

ワシントン・アーヴィングはこちらをクリック

さて、国や地域によって異なったサンタのイメージを現在の「赤」で決定的に統一したのは
1931年のコカ・コーラのキャンペーン広告でした。
その後商品化されたサンタクロースはもはや消費者文化であり、セント・ニコラスからかけ離れ、
キリスト教とは全く関係の無い人になりました。
それでも、サンタクロースに赤いお帽子、フリギア帽をかぶせたところが興味深いです。
フリギア帽はフランスの象徴マリアンヌが有名ですが、もともと古代ローマにおいては、
自由身分の解放された奴隷が被るものとして考案され、
その後、隷従から自由への解放の象徴とされました。

santa_coke_ad.jpg

クリスマスに「良い子供たち」がサンタからプレゼントをもらうなら、
「悪い子」が対概念として現れます。

Dr.スース(Theodor Seuss Geisel)は児童文学作家で有名ですが、
そのなかに "How the Grinch Stole Christmas!" (1957) という作品があります。
そこに登場するグリンチ(Grinch)という緑色の悪役キャラが主人公です。
ちなみに「Green(緑)」は「妬む」という意味もあります。
なので、このグリンチは妬み深いキャラなのです。
たぶん、最近の宇宙人が緑色をしているという都市伝説もこの作品の影響かと思います。
緑色の宇宙人のイメージは1957年以降だと思います。

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消費者文化に変貌したクリスマスを批判するかのようにクリスマスを盗むグリンチ、
しかし一番大切なのはプレゼントではなく家族や友人との温かいつながりであるという話です。
そしてクリスマスツリーのトップには8方に輝く星。
この8方に輝く星は、映画「ボス・ベイビー」にも見られます。
もちろん、現在のバチカンの紋にもありますが、
もしかしたらバチカンがイエズス会を表に教皇として出しておきながら、
実はしっかりとコントロール済みなのかもしれません。

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今日の一言英単語

『Hoax』 ホークス

デマ。人をだますこと、でっち上げ。デマ話。


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アメリカ人は預金が無い - 2018.11.20 Tue

今年もサンクス・ギビングがやってきました。今週の木曜日です(11月22日)
アメリカでは毎年11月の第四木曜日は感謝祭、Thanksgiving Dayです。
クリスマスより感謝祭の方が好きというアメリカ人は多いです。

ホワイトハウスでは恒例の「Turkey Pardon」という行事があります。
これは大統領が2羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦する行事です。

turkey_pardon.jpg

また、感謝祭から1か月後のクリスマスに向けて消費が大きく動くため、
各小売店では感謝祭をクリスマス・セールの前哨戦と位置づけし、
感謝祭の当日木曜日、または翌日の金曜日から特別セールを行います。
これを「ブラック・フライデー」と呼びます。

最近では、消費者のあまりにも行き過ぎた行為がネットやテレビで報道され悪い印象ばかりです。
なのでせめて当日の木曜日は店を閉めて、家族を大切にというポリシーを掲げた店も増えました。

この時期の売り上げが小売店の年間通算収支を黒字に転換する境だそうです。
さらに、週明けの月曜日にインターネット通販で買い物をする人が多いことから
感謝祭休み明けの月曜日を「サイバー・マンデー」と呼びます。
とにかくお祭り騒ぎです。

可愛い映像をシェアします。
実際は喧嘩になったりと凄まじく、ニュースで流れます。



アメリカ人は消費が大好きです。
皆さんもご存知かもしれませんがアメリカ人は預金が無いです。
勿論、お金持ちの人たちはそうではないかもしれませんが
一般的にアメリカでは預金よりも不動産の方が人気です。
逆に日本人は真面目にお金をコツコツ貯めます。
私の祖父がそうでした。 昔は金利もよかったんですから、まあ理解も出来ます。

なぜ、アメリカ人はコツコツとお金を貯めないのでしょうか?

私は今までアメリカ人は単に「怠け者だから」 預金が無いと思ってました。

ある日、スエーデンから友人が遊びに来たのですが、スエーデンは福祉国家で有名ですよね。
教育も医療保険も何もかも保障されていて皆がうらやましがる国です。

「スエーデンは素晴らしい!」
「国民の老後は保障されている!!」
「だから、ユーロに初めから入らなかった!!!」

これを聞いたアメリカ人が返しました。

「老後が保障されているのは素晴らしいけどアメリカではそれはウケない」

私も含め外国人は一瞬、 「どうして?」と、思いました。

すると、アメリカ人は言いました。
「アメリカ人は形の無いものにお金を使わない」

さすが、超現実的精神! 傭兵軍団国家。
信じるモノは今現実にあるもの。
アメリカ人にとって「老後」も「預金」も形の無い未来のものなんですね。

まさに、価値観の違いを見せつけられました。

ちなみにスエーデンでも現在、移民が問題になっていて、
若い層の人たちが税金を払いたくないと不満を言ってるそうでこのまま行くと
将来は福祉国家ではなくなるかもしれないという不安はあるそうです。

なので、スエーデンが教育も医療保険も保障された福祉国家だからといって
そのスタイルが世界中に適応するのか?といったら、それは違うと思います。
世界は地政学的にも民族的にも文化的にも多様性があります。
スエーデンは所得税60%です。
さらに小売店なんか経営してる場合など、政府はレジの中の現金まで把握してるそうですよ。


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今日の一言英単語

『Regime』 レジーム

政権。Trump Regimeならトランプ政権。
日本でも「レジーム」と使われてますね。


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プロフィール

政治マニアっ子

Author:政治マニアっ子
埼玉県生まれ。高校留学を経て、ペンシルバニア州にある州立大学卒業後、ニューヨークに移動、バイヤーの職に就く。9.11テロ事件後、犬のブリーダー(シェパード)トレーナーとして起業の道を歩む。渡米歴20年以上。趣味は映画鑑賞、読書。特技は犬の心理を読むこと。語学は英語の他にスペイン語も。自分が本当に伝えたいことを伝えるブロガー。電子書籍も好評です。

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